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私は守護霊になりたい  作者: 尾瀬ヶ原薄
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第4話 冒険開始

「ちょっと待っておぬし寝床どうするのじゃ?」

「あっ…」

「さては考えてなかったじゃろ、疲弊してた辺り多分寝不足だとフツーに死ぬぞ」

「…どうしましょう…流石にテントとか持ち運んでるとバレますし…」

「マジでなんにも考えてなかったの!?あんたバッ…おぬし阿呆ォ!?」

(やっぱキャラ作ってるよなこの人…)

「なんか言ったかの?」

「いいえ」

「まぁええわい、とりあえず部屋結構余っとるしこっち住むか?」

「えっ!いいんですか!?というか関係者でも無いですしそもそも家賃払えるかどうか怪しいんですが大丈夫なんですか!?」

「あーあー大丈夫大丈夫、ぶっちゃけ放ったらかしてすぐ死なれるよりもある程度手を尽くした方が問題ないんじゃ。家賃はなんかあの二人に襲いかかるジビ…モンスターとかカネヅ…盗賊の持ってる金品とかで大丈夫なのじゃ、どっちかと言うとジビエの方が嬉しい!!!」

(言っちゃったよこの人)「ありがとうございます!!!」

「まぁとりあえずの、その辺はこっちがやっとくから思う存分守ってこい!」


「「それでは第4話『冒険開始』スタート!」」

ーーーーーー

■■■■■&ベルゼントス死亡地点


着地した男は辺りを見回す、ざっと確認したところ辺りには雑兵オークとベルゼントスの死体のみであった。

(俺のは回収してくれてるようだな…とりあえず首だけ残して死体を天界に送るか)

男は先の戦闘で既に首を落とされていた雑兵を並べたあと、迅速且つ丁寧な作業でベルゼントスの首を落とした

(よしっと…)

「リィンカーネーションスイーパー、お借りします!」

彼が叫ぶとオークらの死体が首以外物凄い速度で天界に昇って行った

「っし行くか…」




「なにあれ…」

「オークがとんでもない速度で召されていった…」

「首なし…うっ…ろろろろ…っふぅ…お見苦し所をお見せしました…」

「アレはまぁ無理はない…おそらくあの様子だと件の彼は無事なのではないかな…?ゆっくり行こうか」

「はい…」

彼女ら3人が呼吸を整えつつ先の戦闘の場所に辿り着くとそこには何やら生首を物色している生物がいた


「オークのカマとか食えんのかな…豚の丸焼きは首そのまま付いてるが…」


(なんだこれは…なんなのだろうかあの生物は…)

「君たち、気配を隠して…!」

ギルドマスターすらその異形を把握出来なかったのは無理はない、なぜなら彼は種族のない存在、つまりは一度死んで蘇った我らが主人公であるからだ。



(…やっぱ頭は食うのやめとこ…)

男はベルゼントスの生首を地面に置きゆっくりその場を立ち去った。

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