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特殊薬物部隊SDT  作者: 山下 はじめ
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しかし武田は高野の言うことに耳もかさず、

「水木のこと頼りにしてるからな」

と大きな音をたてて由莉の肩を叩いた。



それから既婚者である武田は寮ではないため門の前で別れ、小川と高野、そして由莉の三人が寮へと向かった。



「明日からは本格的な捜査が始まる。気を引き締めて励め」

共用ロビーで別れ際、高野が由莉に声をかけると

「全力を尽くします」

凛々しい表情で、胸を張った。

「なんか頼りないな」

自信満々の様子が逆に不安を感じ顔が曇る高野に由莉は胸を大きく叩いた。

「武士に二言はありません! 」

「お前は、いつ武士になったんだ」



由莉と高野のやり取りを見て、小川はそばで静かに口角を上げた。




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