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27:00、社畜は宿を予約する(福島県磐梯、群馬県草津)  作者: オツタロ


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7/7

第7話 草津温泉~帰宅

高速道路は非常に空いていた。

地平線まで伸びるかと思われるほどに遠くまで道路が見える。

速度が時速100ー140km出していて為に雨はフロントガラスに強く当たりワイパーを最大速度で動かしていても視界は晴れなかった。

今にして思えば危険なことをしたなという思いである。


当時の頭の中はもっぱら温泉と食事のことでいっぱいで宿の食事を食べれなかったら外に出ないといけないわけだがそんなことはしたくない性分なので何が何でも間に合ってやろうという思いでアクセルを踏んでいた。


その甲斐あって宿に到着したのは19時半であった。

急いでチェックインを済ませる。

受付の人も食事の用意をしてくれるということで荷物を部屋に置いてすぐに食事場所の大広間に移動した。

何を食べたのかは全く覚えていないが大広間で食事をとれたことだけは覚えている。

多分おいしかったはずだ。


その後温泉に入り疲れを癒した。

旅行は計画段階から始まっているのだと痛感させられた。


温泉ではほぼ24時間入ることができるようだったので夜中に目が覚めた時にも入りに行ったのを覚えている。

誰もいないの浴室は大変居心地がよく眠くなるまで湯舟に浸かっていた。

個人的に露天風呂が好きではないので内湯にばかりはいっている、自分でも旅行する意味があるのかと疑問に思うが一時でも仕事のことを忘れるというのが大事なのだと思う。


翌日も朝食後に温泉に浸かりチェックアウト時刻ギリギリで手続きを済ませて宿を後にした。


草津温泉と言えば湯畑が有名である。

その温泉も湯畑が一望できるところに宿を構えている。

私はカーテンを閉め切っていたので部屋から湯畑が見れたのかはわからないが夜でも見えるようにライトアップされているらしい。

温泉が階段状に木で組まれた溝を流れていく様はただお湯が流れているだけなのに壮大な見た目になっていた。

いくつか観光イベントみたいなのがあるらしいが団体客や複数人連れと一緒に見るほどメンタルは強くないのでぶらりと湯畑の周辺を歩いて草津神社とかいうところお参りした。

階段が急で下りが少し怖いと感じたと朧気に覚えている。


事前に何があるのか調べないで来たので歩き疲れたところで帰ることにした。

帰りくらいはのんびりと帰りたいと思い下道で帰ることにした。

この判断が致命的にダメだったわけであるが。


群馬県から埼玉県、そして東京都。

これをすべて下道で帰ったわけだが昼前に草津温泉を出たはずがレンタカー屋に着いた頃は夕方だった。

3連休の最終日だからだろうか道は渋滞していた。

そして都会は信号も多い。

今回の旅行で下道を運転したのはレンタカー屋から高速道路の入り口と福島県だけである。

出発した時は気にならなかったが信号の多さに驚いた。

福島県で通過した信号の数など誤差レベルと思うくらいに信号だらけであった。


レンタカー屋に着いた頃には2日前の朝のようにぐったりとしていた。

車を返却して自宅に歩いて帰り1Rの部屋の床に寝転がる。

なんと心地の良いことであろうか。

まるで温泉に浸かっている時の感覚が蘇った。

いつも寝転がっている床がこれほど気持ちよいものだとは旅行に出る前は気が付かなかった。

一番近くに大事なものがあるというのを実感した旅行である。

旅行のエッセイとなると是非とも行ってみたいと思わせるような書き方をされていますよね。

そういう思いで書き始めたのですが当時のことを思い出しつつ書いていった結果このような話になりました。

福島県磐梯も群馬県草津温泉も非常に良いところです。

是非とも行ってみてほしいという気持ちです。

旅行するときは事前準備と健康管理は大事ですね。

よろしければ評価いただけましたら幸いです。

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