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アマイ結末
僕は、ただ、それを聞いていた。
(何の話だよ!?自慢話じゃないか!このタイミングで何なんだ?)
僕は、何か言わなければ!と思い、言った。
「さ、さすが、部長ですね!見事に身に付けた英語で、その美女から好印象を受けたわけじゃないですか!」
部長は、黙っていた。それから、ワイングラスのワインを一気に飲み干した。そして言った。
「お前には、そう感じたか・・そうか・・」
また沈黙する部長。
そして、つぶやいた。
「皮肉だったのさ・・意気地無しっていう意味さ」
「え?」
戸惑う僕に、部長は、笑っていった。
「いや、何でもない!今回のプロジェクト、お前が一生懸命にやっていたこと、わが社に、きっと利益をもたらすと思い、やっていたことは俺は、誰よりも知ってるよ。
次だ、次に生かそうぜ!きっと今回のことは、必ず良い経験になるさ」
」
そう言って、部長は、僕の肩を抱いて笑った。
僕は、本当に救われた気がした。
そして、思った。
もし、またチャンスがあれば、きっと今度こそは、成功してみせると・・.
(終わり)




