クエスト77 聖剣ドルマイツァー
ピルティンとマルゲラはまず、聖剣ドルマイツァーについて探して見ることにした。長い時間を掛けた徹底的な聞き込みの結果、バラムーア王国内にある、洞窟の中にある所までは絞った。
早速、その洞窟に突入したのだが、その洞窟はまるで迷宮であった。道を探せど探せど中々先に進めない。それだけではなく、出現するビーストのLVが思いの外高い。
そんな事態を打開したのが、ピルティンが旅の盗賊から取得したデニラーニャという探しモノを見つけるための呪文だった。本来勇者が覚えるべき呪文ではないが、魔法使い兼任の3人旅が長期化したせいか、ピルティンは様々な補助呪文を取得していた。
「探せるものが探せる呪文?おい、ピルティンそんな夢見たいな呪文とっとと使って、こんな物騒な所から、ズラかろうぜ。」
マルゲラがそんな冗談を言えるほど、まだ余裕があった。結局、案の定聖剣ドルマイツァーは、なんと地下8回もの奥深い所にあった。幸か不幸か聖剣ドルマイツァーには、守護者はいなかった。こうして、ピルティン達は聖剣ドルマイツァーを手にいれた。
「これで、ドルマイツァーは我々のものだ。さて、この剣は誰が使うべきか?」
ピルティンの疑問は最もだった。ピルティンには、今後見つけるであろうトトの剣がある。マルゲラなら、この剣を使いこなせるかもしれないが、戦士のアクスがある。スーゲルも刀を使うタイプではないし、ルーザックも魔導士であるため、該当しないだろう。そうなると、折角高スペックのドルマイツァーが倉庫行きになってしまう。
「ピルティン?お前、二刀流でやってみたらどうかな?」
「マジかよ?そんな腕力ないぞ…。」
結局、最終的にはマルゲラの提案した通り、二刀流で行く事になる。ピルティンは、始めの方こそ難色を示していたが、実際、二刀流をやってみたらまんざらでもなかった。
確かに聖剣ドルマイツァーのスペックを考えると、倉庫行きにするのは惜しい。
そして、もう1つドルマイツァーには道具として使うと効果がある。剣をかざすだけで、テラディンを消費GPなしで、使う事ができる。ピルティンは、テラディンを一回使う毎に15GPを消費する。それが0になるのは、勝手が良い。
恐らく通常魔法では最強クラスであり、そのテラディンが使えるのは今後の戦闘における優位性を保つものとなりそうだ。
何はともあれ、ピルティンと、マルゲラは聖剣ドルマイツァーを苦心の末手にいれた。残るは、戦士のアクスとトトシリーズの有力情報を求めていた。




