HAPPY birthday to babys♪
えっと……。お正月なのでゴロゴロしながら書きました。
お仕事が始まった頃にでも、誤字脱字・イミフな文章の修正をしたいです(笑)
「こっちにも穴を掘ってくれるかな?」
「いいよ~」「ここも掘っていい?」「お水ちょうだい」「お水掛けるよ」
今日も昨日の午後の続きで、檸檬の苗木を妖精さん達と一緒に植えています。
目の前には黄色の土妖精さん達と青の水妖精さん達が、キャッキャッウフフと大騒ぎしながらお手伝い中。
時折、土と水の卵に雑ざって風と緑の卵もチラチラ。色鮮やかに舞い踊っていますよ。
「マゼンタ様の言っていた『良いこと』って、水妖精さんのことだったとは。でも、妖精さん達が手伝ってくれて本当に助かるわ」
今朝起きた時は真面目に驚いた。
東面側のカーテンを開けたら、太陽が燦々と照り付けていたんだもん。普段は雲8に対し青空が2くらいの割合だから、いつもより明るく感じる。
「気温も冬の曇り空から春麗っていう感じで嬉しいなぁ。どこぞの作家さんじゃないけど、新しいことをしたくなる陽気だよね」
「掘ったよ!」「次こっち?」「シートはぁ?」「木~ちょうだい」「お水♪ お水♪」
マゼンタ様に『クエストをするのなら、砂浜にも行ってごらん』と言われて行ってみれば、昨日の今日で水の妖精さん達が居るなんて。
しかも、このコ達も植栽のお手伝いしてくれるとは思わなかったよ。最後の水撒きだけだけど、本当に助かる。
ただ一つ気になるのは、たまに土の妖精さんや卵と一緒に水の卵達が土の中に入って行くこと。大丈夫だよね?
因みに今回のクエストは、
★クエスト 植栽1★
檸檬の苗木を館の南側に、崖面に沿って百本植えてみよう。
報酬 五万ポイント。
リスト 鉢植えⅤ。
紫の薬草の種。
補助品 芝生シート
(受理ボタンを押して、リストから購入)
※苗木は一列でなくても大丈夫です。但しセンスよく並べましょう。数が増える分は問いません。
※日が当たる様に、一本毎に空間を取りましょう。隙間には、芝生シートと好きな薬草を植えてください。(薬草には虫除け成分があります)
※全てを植えたら『成長』で、少し育ててください。(花の蕾が出来ない様に注意しましょう)
って感じです。
「穴はもういいの?」「葉っぱ無いよう~」「つ~ち~ バサァ!」
いやぁ、マジでこのコ達凄いわ。私より穴は上手く掘るし、芝生シートは綺麗に並べるてくれる。更に、まんべんなく水を根元に撒いてくれるのよ。
なんちゅうか、指示だけ出していると自分が司令官にでもなったみたい。……とでも、言うと思ったか!? 積極的に自ら作業に参加しないと、私単なる倉庫係じゃん?
島の再開発が一定水準に達したら、聖女達の後始末に巡らなきゃいけないんだから、私もスキルの経験値を貯めますよ!
「みんなお手伝いありがとう! 次は私の出番だから観ててね。……『成長』!」
ちょっと加減が難しい? いや、私はやれば出来る娘。『今はその時では無い』等と言って、結局やらない奴等とは違うのだよ。奴等とは。
それに他の主人公達も言っていたじゃない。魔法は『イメージが大事!』と。私は主人公じゃなくて悪役令嬢だけど、スキルのレベルだけはチートなんだから出来るはず。
均等に魔力を拡げてから、全体を包み込む様に成長させる。少し多くなっても大丈夫。きっと、芝生と薬草はその為に配置されたんだと思う。
「……出来た?」
生前の植物園で観たような高さになった檸檬の木々が、目の前に広がっている。
時間的には五分も掛かっていないはずだけど、緑の青々とした葉を携えている木々を見て溜め息が洩れた。
「上手く出来て良かった。枯れ木ばかりの島じゃ寂しいもんね」
「見て! 見て!」「ふわふわ」「やった~」
人がシリアスになっているのにも関わらず、妖精さん達は大騒ぎしているのね。と横目で見れば、芝生や葉の間(?)から緑の妖精の卵が浮かび上がって来た。
「わぁ、こんな風に産まれてくるんだ」
しばらくの間、ゆっくりと産まれて来る卵達を見届けてから私は館に戻った。
「で、とっても綺麗だったんですよ」
マゼンタ様に今日の報告がてら、妖精の卵達の産まれる瞬間の話をしました。
「おやおや、土地改良の時に見てなかったのかい?」
「あの頃はそんな余裕はありませんでしたよ。なんか、気が付いたら増えた? って感じでした」
特に時間制限クエストの時は、周りを見ている余裕なんてなかったよ。
「ところでマゼンタ様。話は変わるんですが、紫の薬草を育てるのと砂浜際の植栽クエストなら、どちらが先が良いですか?」
「だったら植栽クエストかねぇ。紫の薬草は主に毒消しポーションに使われるモノだから、あるに越したことはないけど。風の妖精を増やすのであれば、木々を植えたいところだよ。紫の薬草はポーションにしないで煮出せば、体内の毒下しにもなるけど……悩むねぇ」
『毒下し』ってことはどくだみ草? あっても良いなぁ。友達は変な臭いと言って飲むのを嫌がっていたけれど、私個人は好きな方だし。一度作って飲んでみれば味も解るよね? 上手くすればお茶の種類がまた一つ増える。ムフフ……。
「緊急クエストじゃないなら、今までの様に午前と午後に分けたらどうだい?」
「そうですね。今夜少し考えてみます。私は錬金術スキルがあるから、ポーションの材料はいくらあっても邪魔にならないし。ポーション無双は異世界モノのお約束だから」
無双? お約束? ポーションは回復薬だよ。……と、言っているマゼンタ様を置いて、風呂場に向かう私。
お風呂の後は洗濯をしながら夕飯の準備かな? 魔導具の洗濯機は全自動なのです。ソレイユ神様はマジで良い仕事をしていますね。
久々に飲んだコーラが美味い。
飲み物と言えば、お正月の飲み物として関西の方に『大福茶』というのが有るそうです。
結び昆布と小梅を湯呑みに入れて、お茶(好きなモノ)を注ぐだけです。
教えてくれた人は、『福の神を飲み込んで、逃がさない為』と言っていましたが……本当かなぁ?
あっ! 味は梅昆布茶とほぼ同じらしいです。




