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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ゆめのうち

颯介は、どうしたら良いものかと思った。玄関を見に行けば、祐斗のスニーカーも残されていた。何かがあの2人にあったんだと思うと、胸騒ぎがした。颯介は先ず、冷静にならなければと思った。そして、そう言えば何時なのだろうかと壁にかけてあるはずの時計を振り返った。だが、その時計には針がなかった。


「…妖?それとも、夢の中か?」


呟き、腕を組んでうーんと唸ってみた。こんな状況であるにも関わらず、胸騒ぎはしても、恐怖はなかった。


どちらのせいだとしても、何かあるはずだと思い、颯介は注意深く部屋の中を見渡した。だが、これといって何かが見付かるわけではなかった。


そうだ、と思い立った颯介は玄関に向かい外に出てみようとした。だが、鍵を開けてもドアは開かない。寝ていた部屋に戻って窓を開けようとしてみたが、窓も開かなかった。


「閉じ込められた、か」

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