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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ゆめのうち

「あ、おはよ…」


翌日、出社してきた颯介に声をかけたむつは、颯介の顔を見て驚いたような顔をしていた。


「おはよう」


明らかに寝不足と分かるほどに、颯介の目の下には濃い隈が出来ていた。


「運動したのに寝付けなかったの?」


「そうなんだよ…流石に身体が怠い。ちょっと筋肉痛だし」


颯介は、のろのろと椅子に座った。ロッカーに鞄を置きに行くのも億劫な様子だった。


「ふーん…そう」


立ち上がったむつは、コーヒーをいれてきて颯介に渡すと、何か考え事をしながら倉庫に入っていった。


むつが倉庫で何かをしていると、よろず屋の社長である山上が出社してきた。


「あ、おはようございます」


「おう…って顔色悪いな。どうした?むつが何かしたか?」


山上の声が聞こえたのか、むつは大きな声で何もしてなーい、と倉庫の中から叫んでいた。



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