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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ゆめのうち

むつと祐斗のマンションに寄ってから、道場に行くとすでに子供たちが楽しそうに練習をしていた。


「何か、厳しそうなイメージだったけど…そうでもないんだね?」


「そうそう、勝つためってよりも心身を鍛えるをもっとーにしてるからね。楽しくやらないと…けど、皆まじて強い」


颯介が感心したように練習風景を見ていると、祐斗がどこからか調達してきた胴着を颯介に渡して、更衣室に案内した。その間に、むつは慣れた様子でさっさと着替えに行っていた。


颯介と祐斗、西原は柔道着にむつは剣道着に着替えると子供たちの邪魔にならない所で軽く準備運動を始めた。


柔道場と剣道場は隣り合っているからか、むつは剣道着にも関わらず畳の上でストレッチをしている。


「颯介さん、ちょっと」


手招きで呼ばれた颯介は、むつの横に行くと背中合わせになるように言われた。背中合わせになり、腕を組むとむつは軽く膝を曲げると颯介を担ぎ上げた。


「うわっ…」


「力抜きなよ。落とさないし」


むつはその状態で軽く準備膝の曲げ伸ばしをしている。そして、颯介を下ろすと交代と言った。


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