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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ゆめのうち

かける言葉が見付からないのか、むつは眼鏡をずらしてスープを飲みながら、じっと颯介を見ていた。


「うん、特に視えないけど…念のために祐斗にも視て貰おうか。それで何もないなら…疲れてるんじゃない?としか言えないかな」


「その眼鏡は…そういうのが視えないようにしてたの?」


「ん?まぁそれもあるし…まぁ色々。賢く見えそうじゃない?黒渕眼鏡ってさ」


得意気にむつが笑うと、颯介もつられて笑った。むつにそう言われると、何でだか、本当に疲れているだけな気がしてきた。


「やっぱり、少し昼寝させて貰お」


「それが良いよ。その間に、あたしは管狐とおやつにしてるから」


「むっちゃん、最近特に管狐に物を与えすぎ。太ったみたいで、少し重たいよ」


「え、太るの?…じゃあ、あれね。夜は管狐の散歩して身体動かせるね」

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