↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
220/1310

よっつのこわい

最初に放った式神は、雷の影響でか所々穴が開き、黒くすすけてきている。そして、あっという間に炎をあげて灰になった。支えがなくなった雷獣は落下しそうになったが、むつが新に放った2体がそれを受け止めた。


だが、怒っている雷獣は、自分が落ちそうになった事も、尻尾を引っ張ったむつが燃え尽きた事も、今むつが2人居る事にも気付いていないようだ。


「さっきよりデカいの来るな」


「みたいね」


冬四郎はむつを背中にかばうようにして立った。そして、雷獣とむつの姿の式神を見ていた。


かっと目が眩む程の光だった。どんっと大きな音と共に、先程よりも太い光の柱が立ち上った。


冬四郎は薄く目を開けて、その光景を見ていた。とんっと背中を叩かれたような気がして振り向くと、ふらついたむつがしがみついていた。


「眩しい」


「諸に見たのか?」


雷獣から視線を反らし振り返った冬四郎は、そっとむつを抱き寄せようとしたが、その手はむつの肩に置かれただけだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。