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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ちぇんじんぐ

「青ね」


「春の空みたいな、少し白っぽいような青でしょうか?匂いは、ミルク?」


「そうね、ミルク…甘い感じのミルク」


京井とこさめがそう言い、祐斗むつの方を見た。すると、祐斗むつはむつ(祐斗)の手を取った。


「これ見て。最初はオレンジ色だったはずなのに、青っぽくなってるの」


祐斗むつは二人に指輪が見えるように、むつ(祐斗)の手を持ち上げた。京井は興味を持ったのか、むつ(祐斗)の手を取り、まじまじと指輪を見ている。


されるがままの、むつ(祐斗)は何故か少し顔を赤らめている。


「あぁ‼」


つい、といった感じで大きな声が出てしまい注目を浴びた京井は恥ずかしそうに口元を手でおおった。


「これはチェンジリング、ですね」


「チェンジ、リング?」


「何それ?」


「まだ、こんなの作れる人が居たんですねぇ…懐かしい」


京井だけは、何やら納得したように言い少しだけ楽しそうに笑っている。


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