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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ちぇんじんぐ

「何って魂に決まってるじゃない。匂いも色も変わらないものなのよ?」


「匂いと色?」


「そうよ。んーむつはオレンジ?」


「そうですね。オレンジっぽいですね」


「オレンジ、か…オレンジ?」


京井とこさめの話を聞き、祐斗(むつ)は顔を上げた。西原と冬四郎の間で愛想を振り撒く、むつ(祐斗)を見た。


「あの子は楽しそうね。こんな状況でも」


こさめが嫌味のように言った。


「祐斗、ちょっと集合」


祐斗(むつ)は、こいこいと手招きをした。拒否権のないむつ(祐斗)は、大人しく来ると京井の隣に座った。


「あんた…何で遥和さんの隣に座ったの?」


「え?特に意味はないと思いますけど…何ででしょうね」


「ねぇ、祐斗の匂いと色は?」


首を傾げているむつ(祐斗)をほったらかしに、祐斗(むつ)が言うと京井とこさめは、むつ(祐斗)をじっと見た。



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