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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ひとりきり

「いやぁ…社長と颯介さんとも話したんだけどね」


むつは苦笑いを浮かべ、言い訳をするかのように、独断ではない事を言った。


「んーまぁ、あれよ。色々、三人で話をした結果ね。結果だけで言うと、祐斗はもっと自分に自信を持たなきゃいけないって事よ。だから、あたしはあくまでサポート役になるつもりよ」


「そんな…むつさんが一緒なら普通に考えて俺がサポート役なんじゃないですか?」


「封筒の中身全部見た?」


祐斗の質問に対して、むつは全然違う事を言った。祐斗は渋々、まだ中身があるのかと封筒を覗いてみた。中には、半分に折り畳んである紙もあった。


取り出して開いてみると、よろず屋に来た吉岡に記入して貰った依頼用紙だった。


「担当者、誰になってる?」


「あ…俺っすね」


担当者の欄には、谷代祐斗と書いてあり判子も押してある。これは、祐斗が自分で書いて押した物だから、しっかり覚えていた。


「担当者が責任を持つべき」

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