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真っ暗な光 2nd  作者: 54
Ⅱ 私はそんな未来を望んでいたわけじゃない。私がいつそんな世界を認めた?君はただ「世界」を傍観していただけだ。それは正しいことではないと私は知っている。
14/17

曲がった一直線

明日は必ず来るけれど

昨日は決して戻らない

今いる今日を何に使えばいい?


私は前を向くけれど

たった一秒で方向転換

隣に見える真面目な子

目線は明日? それとも今?


後ろに壁があるけれど

私が歩けば壁も進む

横にも壁があるけれど

前しか見えないこの私に

どうやって障害を避けろというの?


春は必ず来るけれど

夏も必ずやって来る

このやりとりに飽きてしまったんだ

やがて悲しみの秋が来て

滅びの冬が来るけれど

どうやって身を守れというの?


太陽はいつもあるけれど

見えなくなれば解らない

雲が頭上にあるけれど

後ろと横には高い壁

もし今日雨が降るならば

この細い一本道で

私は雨をしのげるの?


今日は必ず去るけれど

明日もいつかは去ってゆく

明日がとうとう見えなくなって

前にも壁ができたとき

八方塞のこの私は

外界を知らないこの私は

他人を知らないこの私は

どうやって明日を迎えろというの?





明日に答えがあるけれど

見えないものはつかめない

何も見えない真っ暗な洞穴で

私は何をつかめというの?

答えはそこにあるといい

ますます私を絶望させる

希望も無くなった洞窟の中で

私に何が見えるというの?


発狂寸前・崩壊寸前

全ての思考をシャットダウン

視界も閉ざされたこの部屋の中で

私に何を望めというの?


教えろ、この世界の支配者

答えろ、この世界の神

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