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おとぎばなし ― ここまで ―  作者: ぽすしち
はじまっている

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22/146

仲はよくない


「そりゃ、《常世のくに》でも近くにいたということか?いったいどういう、関係なんだ?」

おもわずセイテツがつぶやくと、仲はよさそうじゃねえなあ、とスザクがつまらなそうに首をかく。

「ミカドはやつより優位に立とうとして人間をまとめる位置について、やつをさがしだそうとしたが、やつはそれをわかってて、『将軍』になってから謁見っていうことで、じかに顔をあわせたんだろ?」


 『追われるもの』が《ウツワ》にしているのが、もし平民であったなら、帝がよびつけて『くちだし』することもでき、どうしようともできただろうが、『将軍』は政をつかさどる人間だ。さすがの帝も簡単には手がだせない。



「それをみきったうえで顔を合わせたのか・・・。それで?あの二人、この世で会ってから、なにをはなしたんだ?」

 セイテツはスザクにきいてから、おまえが知ってるわけないか、と頭をかく。



「もどる気はないか、とミカドはヤツにきいたらしい」

 ここでジュフクがおもいがけずこたえた。



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