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『先生の仮面』  作者: 物語の保管庫


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第二十七章 仮面の向こう側

第27章「仮面の向こう側」です。


これまでに水野が集めてきた、いくつもの情報。


そして――

女子生徒に調べてもらっていた、ある事実。


水野は、それらを手にして支配人と向き合います。


果たして、水野は支配人の秘密に辿り着けるのか。


そして――

仮面の向こう側にいるのは、誰なのか。


それでは、どうぞ。

――そして。

水野は、支配人を見つめる。

「……ここからは、俺から話す。」

支配人「……?」

水野「俺は、彼女に――」

「支配人について、あることを調べてもらった。」

支配人「あること……?」

水野「それは――」

「お前がゲーム内に現れた時間だ。」

「そして、いつ消えるのか。」

支配人「……!」

「ログイン情報を……?」

「いつの間に……。」

水野「お前がログインしている間は、何も調べていない。」

「生徒たちにも秘密にしていた。」

支配人「……。」

水野「最初は、何も分からなかった。」

「でも――」

「俺にしか分からないことがあった。」

支配人「……ほう。」

「聞かせてもらおうか。」

水野「じゃあ、これを見ろ。」

――水野は、一枚の紙を取り出す。

そこには、支配人のログイン情報が記されていた。

支配人「ただのログイン時間だ。」

「これが何だという?」

水野「そうだな。」

「これだけじゃ分からない。」

「だから――」

――もう一枚の紙を取り出す。

女子生徒「……?」

生徒たち「……?」

水野「こっちは、俺が書き換えたものだ。」

紙には、いくつもの印が付けられていた。

女子生徒「……これって。」

「学校の時間割……?」

水野「そう。」

「お前のログイン時間を、時間割に重ねてみた。」

水野は、紙を指差す。

「すると――」

「お前がログインしていないのは……」

「数学と、理科の時間。」

「それ以外は、必ずログインしている。」

――沈黙。

水野は、支配人を見つめる。

「……偶然だと思いたかった。」

「でも、違った。」

「お前は――」

「俺たちの学校の時間割に合わせて動いている。」

支配人「……。」

水野「なぁ。」

「もう、いいだろう?」

――パキッ。

支配人の仮面に、亀裂が走る。

「……!」

――パキ……パキパキ……。

そして――

――パァン!!

仮面が砕け散った。

「……!?」

「嘘……。」

「なんで……!?」

――仮面の向こうから現れた顔。

それを見た瞬間――

生徒たちは凍りついた。

女子生徒も。

水野も。

言葉を失う。

そこにいたのは――

「……。」

――彼らが、よく知っている人物だった。


第27章を読んでいただき、ありがとうございます!


水野がこれまで集めてきた情報。


その一つ一つを、支配人へ突きつけました。


そして――


ついに、仮面に亀裂が入ります。


仮面の向こう側に現れた人物。


ここまで読んでくださった皆さんは、きっと驚かれたのではないでしょうか。


しかし――

これは、まだ物語の終わりではありません。


ここから明らかになっていく、支配人の目的。


そして、このゲームが始まった本当の理由とは――。


引き続き、楽しんでいただけたら嬉しいです!

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