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『先生の仮面』  作者: 物語の保管庫


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第十七章 途絶えた連絡

第17章「途絶えた連絡」です。


ゲームの中で、少しずつ明らかになっていく謎。


その一方で――

現実の世界でも、ある異変が起きていました。


いつもなら繋がるはずの連絡が、突然途絶える。


果たして、何が起きているのか。


そして――

水野は、その異変を追い始めます。


それでは、どうぞ。

女子生徒の決意を聞いた水野は、再び高橋に連絡を取ることにした。

スマートフォンを取り出し、電話をかける。

しかし――

出ない。

「……出ないな。」

水野は少し考える。

「あいつのことだから……学校にいるかもしれない。」

そう思った水野は、女子生徒の病院をあとにし、学校へ向かった。

学校。

水野が職員室へ入る。

しかし――

高橋の姿は見当たらない。

近くにいた教師へ尋ねる。

「すみません、高橋先生は?」

「ああ、高橋先生なら今日はもう帰りましたよ。」

「娘さんの体調が悪くなったみたいで。」

「……そうですか。」

水野は少し驚いた。

「あいつも大変だな……。」

水野は自分の席へ向かう。

そして――

何気なく、隣の高橋の席を見る。

「……。」

いつもなら、そこにいるはずの高橋。

しかし、今日は誰もいない。

水野はスマートフォンを取り出す。

もう一度、高橋へ電話をかける。

――出ない。

もう一度。

――出ない。

何度かけても、繋がらない。

「……おい。」

「どうしたんだよ……。」

水野は、不安そうに画面を見つめる。

そして――

その日以降。

何度電話をかけても――

高橋が電話に出ることはなかった。


第17章を読んでいただき、ありがとうございます!


今回は、突然副担任の高橋との連絡が途絶えてしまいます。


たった一つの異変ですが――

そこには何か大きな意味が隠されているのかもしれません。


ゲームの中だけでなく、現実の世界でも動き始める謎。


果たして、水野はその答えに辿り着けるのか。


引き続き、楽しんでいただけたら嬉しいです!

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