閉じこめられた中での希望
あの大宣言から私は王宮にと案内され
与えらた部屋から出る事が出来ずにいた
会場で貰ったアヤメのノートは
部屋に持ち運ぶ事が出来たのと
この部屋には時々だが
プルメリアがフリージアと共に
私の部屋にやって来てくれていた
「やっぱり私の考えは正解って事かな‥
だとしたら、プルメリアに頼むしかない
私を救えるのは、彼女、だけだから」
アヤメのノートには憑姫になれる人物は
私以外に、1人だけ存在する
鍵の役割を担うプルメリアではなく
今、現在に憑姫のアリシアでもない
私とプルメリアの母であるアイシャだ
ならば強力してくれる人物を選ぶ事が私の使命だ
本物のアリシア姫に断裁して貰わないといけない
その為には呼ばなくてはいけない
‥そう考えていると丁度、部屋の扉が開かれた
「元気そうで良かった
あまり来れなくて申し訳ないが‥
‥それで決まりそうか?連れて行く人は」
「プルメリア様」
「やめてくれ、君は私の妹なのだろう?
私の事はプルメリアで良い
もしくはお姉様なんて呼んでも良いんだ
私は、どちらも嬉しいから」
「‥じゃあ‥プルメリア
今から伝える事を信じて欲しいとは思わない
けれど、私は伝えるべきだと思う
‥だから、だから聴いて欲しいの」
「何をだ?」
「この国の過去を暴き
未来を決めるかもしれない私の選択を
‥そして私自身の事も、全て覚悟して聞いて欲しい
信じて欲しいとは言えない‥けれど」
「ならフリージアも呼ぶか?
私の執事だが頭が良い
フリージアに聴かせたら
君よりも良い国の未来の選択をするかもしれない」
「ううん、それはないと思う
それに私は、今はプルメリアに聴いて欲しいの
先に聴いてフリージアさんに伝えるかは
2人で決めたいから」
「わかった」
私はプルメリアに全てを伝える事にした
例え彼女が信じてくれなくても
このゲームの運命を握っている彼女には
伝えないといけないと思ったから
そして私の選択を聴いた彼女は
俯きながら、彼女自身の答えを告げてくれた
聴いた言葉は告げられた言葉は
私を此処から出る為に相応しい言葉
閉じ込められていた部屋に出るには
相応しい答えだった
こうして小さな希望を出した私と彼女は
始める事にした
例え、それが
自分達の大切な人を失う選択でも‥
今の私達の希望だったのだから




