表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白紙に綴る夢  作者: 緋絽
80/111

賑わってます

早く投稿できました


秋雨です

「はい、ちーず!」

ただいま教室に設けられた写真撮影場にて写真を撮っています。

「ありがとうございましたー!」

出来上がった写真を渡したらうれしそうに帰っていった。

いやぁ、楽しい。

ここまで人が来るとは思わなかったなー。

今のところ人気なのは真実と由輝かー。

「茜は平均といったところだなー」

もっと人気があると思ったんだけどな。

「悪かったね、平均で」

「お、茜」

「あー、疲れたー」

どうやら少しだけ休憩みたいだ。

「お疲れ」

「ホントだよ。まさかここまで忙しいとは思わなかった」

まあ、始まった時から客足が途絶えてないからなー。

「ほい、飴」

「ありがと」

レモン味の飴(棒ナシ)を渡したらすぐに口の中に入れた。

オレも同じものを食べた。

「真実と由輝大変そうだなー」

「そうだね。さっきから動きっぱなしだよ」

営業スマイル全開の真実と由輝を見る。

あ、笑顔が引きつってきてるし。

口の中の飴をコロコロ転がす。

「なんかさ、こういうの楽しいよなー」

「………何?急に」

「いや、ふと思っただけ。意味はねぇ」

二カッと笑う。

「ふーん……」

「西川ー、そろそろ戻ってー」

「はーい。じゃ、頑張って、写真係さん」

「おうっ、任せとけ!!」

Vサインで応えた。

茜も自分の仕事に戻ったから暇になったし。

客も今は来てないしー………。

とりあえず椅子に座って待機。

飴を噛み砕いて天井を見上げる。

「あ゛ー……暇ー……」

「そんな朝弥にお客さん」

「客!?」

バッと椅子から立ち上がると真実の後ろに飛鳥が立っていた。

「あ……、こんにちは……」

「ごゆっくりー」

ニヤニヤしながら真実は仕事に戻った。

なんなんだ?

「あの、朝弥君……写真、撮ってる…んだよね……?」

「おうっ!あ、飛鳥も撮るか?」

「え、いいの……?」

「もちろん!誰と撮る?」

「あ、朝弥君…と……撮り、たい…」

おおっ、初めての指名だ!

「了解っ!じゃ、撮るぜー」

飛鳥を左手で抱き寄せて、右手でカメラを持つ。

「はい、ちーず!」

カシャ、とシャッター音が響く。

「よし、すぐに現像できるからちょっと待ってなー」

「う、うん………」

このカメラ、すぐに現像できるから便利なんだよなー。

出来上がった写真を見る。

飛鳥の肩を抱いて笑顔のオレと、顔を赤くしながら微笑んでいる飛鳥。

うん、綺麗に撮れてるな。

「はい、写真」

「ありが、とう……」

嬉しそうに写真を受け取ってくれた。

「あと、あの…、その衣装……に、似合ってる…よ……」

これでもかというほど真っ赤になった飛鳥。

ちょっと驚いて目が丸くなった。

「サンキュッ!」

飛鳥の頭に手を置いて言うと、飛鳥は嬉しそうに微笑んだ……気がする。

何がしたかったのかわからない……

自分で書いてて意味不明なことに………


次はプー太さん!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ