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風紀委員
「えっとだねぇ………彼等の友達かい?それとも………」
「他人です」
そう、彼等は他人ですが、絡みが増えてきたせいでしょうかね。僕は疑われています。
「それじゃあ………何故、マリオカートみたく走っている彼等と話していたんだ?」
話せる余裕がある程遅い、あの車は止めないのでしょうか。僕だけを捕らえて補導しようと考えないで下さい。
「知りません。僕は無理矢理連れて来られたんです」
「最初は誰でもそう言うよ………」
この尋問は、昔………いや、今でもやっている、警察の人のやり口を彷彿させますね。




