前へ目次 次へ PR 27/115 疫病 僕は校庭で見ました。車を乗り回している二人を。 「いやー、頭文字Dを見ていたら急にドリフトに挑戦したくなったわー」 「同じく」 僕に逐一報告しないで下さい。二時間に一回のペースで僕に話しかけてますよね、プライベートなど関係なく。これは彼等の瑕疵ですよね。………癖になってませんか? 「それじゃあ………」 おもいっきりアクセルを踏むと、グラウンドに轍《わだち》を付けていく。 「………はぁ」 ため息を吐いていると、肩を叩かれました。