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8日後
太平洋戦争開戦日から8日後の昭和16年12月16日、世界最大の戦艦大和は竣工した。
全長263メートル、水線長256メートル、最大幅38.9メートル、喫水10.4メートル、深さ18.9メートル、基準排水量64000トン、満載排水量73000トン、航続距離は10ノットで7200哩で、㎞に換算すると、13300㎞、燃料(重油)搭載量満タンで6400トン、最大速力27ノット、最大出力150000HP、飛行機射出機2基、水上機(偵察、観測)7機。
主兵装46サンチ砲3連装×3基=9門、15.5サンチ砲3連装×4基=12門、12.7サンチ高角砲連装×6基=12門、25㎜機銃3連装×8基=24挺、12㎜機銃連装×2基=4挺、15メートル測距儀4基、10メートル測距儀1基、探照灯150サンチ8基、機関「主機械タービン」推進機4個、と言うスペックを持つ、大和は広島県呉市にある呉海軍工厰において作られた日本海軍最大の戦艦であった。




