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迷子の子を助けた

日間ランキング8位でした!

ありがとうございます!


相川が部活に行くと言って、逃げて行った後に帰ろうと思って俺は、昇降口に向かった


下駄箱の中から靴を取り出そうとした時だった

スマホが振動したのでスマホを取り出して画面を見ると、


「うわー。茜からだ。なになに?


『翔さっきの話するから昇降口で待ってなさい!

待ってなかったらどうなるかわかってるでしょうね!』


うん。無視して帰ろ」


俺は、もう茜は俺には関係ないので待つわけもなく

茜のLIMEをブロックしてから学校を出た


しばらく歩いていると美味しそうな匂いがしたので匂いのした方を見てみると、


「おぉ。美味しそうなクレープだなぁ。そうだ!

一回放課後の寄り道してみたかったんだよね

いい機会だし寄り道していこ」


と思って寄り道しながら帰ることにした


「うわー。ゲームセンターってこんなに面白いんだ!

初めてやったから楽しいなぁ」


俺は、いつも帰り道は茜と一緒に帰っていたからこう言うのは出来なかったし、仮に俺がやりたいって言っても、


『はぁ?何言ってんの?別に私はやりたくない。

それなのにあんたって私の時間を使うの?

私の貴重な時間を?ふ•ざ•け•ん•な!

寝言は、寝て言いなさい!』


と言われ、その後もぐちぐちぐち言われてもう言うのは、やめた。

茜が用事があって俺1人の時でもラインで行動をいちいち確認してきて、それに返さないとまたぐちぐち言われるのでLIME自体がもう嫌いというより恐怖になった。


そんな事を思いながら歩いていると、小さな女の子が

道端で泣いていた。


周りに人は、この時間帯はあまりいないので今は俺しかいない


(まぁ俺今暇だし見てみぬふりなんてできないよなぁ)

俺はそう思いはなしかけた


「どうしたの?迷子?」


と俺が聞くと泣きながら


「ううっ……お姉ちゃんとはぐれちゃった」


と言った


「お姉ちゃんとはぐれちゃったのかぁ。

まず名前はなんて言うの?」


「は……るか」


「はるかちゃんかぁ。俺は翔って言うんだ。よろしくね

じゃあはるかちゃんのお姉ちゃんを探しに行こうか。

だからもう泣き止んで、ね?」


そう言うとはるかちゃんは、少し泣き止んで


「うん」


と言った


しばらくはるかちゃんと話しながら歩いているとすっかり、はるかちゃんは泣き止んでくれた


「はるかちゃんのお姉ちゃんってどんな感じ?」


少しでも手がかりを探す為にそう聞くと


「うーんとね!綺麗!」


そう返ってきた


(綺麗かぁ。それだけだとわからないなぁ)


そう思ってもう少し聞いた


「もうちょっとないかなぁ?」


「優しい!あっ!あんな感じの人!」


はるかちゃんが指を指した方に顔を向けると、何やら通り掛かる人に、必死になって何かを聞いている人がいた。

その人を見ていると、その人も俺たちに気づいたようでこっちを見るなり駆け寄ってきた


(え、なになに)


と思いはるかちゃんを庇おうとした時


「はるか!!」


とその人がはるかちゃんを呼んだので(もしや)と思っていると


「お姉ちゃん!!」


とはるかちゃんも言って走り出したので(やっぱりかぁ)と思いつつも俺も2人のもとに歩いて行った


「はるか!ダメだろ、はぐれちゃ」


「ごめんなさい。お姉ちゃん」


と言っているところで、はるかちゃんのお姉ちゃんが俺に気づいた


「あ、すまない。今回私の妹を助けてくれてありがとう!

申し遅れたけど私は新庄しんじょう 波瑠はる

と言う。よろしくな」


そう言って波瑠さんは、笑った


(確かにはるかちゃんが言ったように綺麗な人だなぁ)


俺はこう思った


「よろしくお願いします。俺は 本宮 翔と言います。」


「おにいちゃん!ありがとう!」


はるかちゃんにそう言われて心が温かくなった


「うん?その制服って私の高校と同じだな」


そう言われてよく新庄さんの制服を見ると確かに俺と同じ高校だった


「ほんとですね。しかも新庄さん先輩じゃないですか!」


しかも新庄さんいや先輩か。新庄先輩のネクタイは、三年生の色だった


「うん?あぁ本宮は、2年かぁ。そういえば、2年にめちゃくちゃカッコいい奴がいるって噂があるんだが、それってお前だったのか。確かにカッコいいな」


(なんだよ。その噂俺じゃないと思うけどなぁ?)


「それ、俺じゃないと思うんですが?」


「いやお前だ。お前じゃなくてもお前は、カッコいい

それは、間違いない!」


そう先輩は、いい切った


「そうかなぁ?

それより、先輩の方が綺麗ですよ?」


先輩は、ゆるいウエーブの髪で、少し気の強そうな目をしたクールな感じの美人だった。

俺がそう言うと、先輩が頰を少し赤くして、


「そ、そうか?あ、ありがとう……そんな事、ちゃんと言われたこと初めてだな。いつも女子ばっかりにカッコいいなんて言われてたから」


「あっ、じゃあ俺もうそろそろ帰りますね。

家族の夜ご飯作らないといけないんで」


俺がそう言うと、


「あぁ。そうか。すまないな時間を取らせて、それに今日は、本当にありがとう。妹を連れてきてくれて。

困ったことがあればいつでも言ってくれ。それと、今度このお礼をさせてくれ」


「いやいやいいですよ。そんなお礼なんて俺がやりたくてやっただけですから」


俺はそう言ったが先輩は、納得しなかった


「いや、ダメだ。私はそれでは気がすまない。」


(よわったなぁ。別にいいんだけど)


俺がそう考えていると


「私にできることならなんでもするぞ」


と言われた


「それじゃあ、今度買い物付き合ってくださいよ。

それと、女の子がそんな簡単になんでもするなんて言っちゃダメですよ。」


俺がそう言うと先輩は、一瞬ポカンとしていたが

その次に笑い出した


「そんなこと初めて言われたな。本宮は私が女の子だと思うのか?」


そう言われたので


「えぇ。すごい魅力的な女の子だと思いますよ?」


と言った。すると先輩は、今度は顔を真っ赤にさせた


「そ、そうか。あ、ありがとう。そ、それじゃお礼の件覚えておいてくれ」


といって、はるかちゃんを連れて早足で帰っていった


「嵐のような先輩だったなぁ

まぁ帰るか」


といって俺は家に帰って行った













☆ ☆ ☆













家にあと少しで着きそうなところにある公園に寄っかかっている人影が見えた


(うん?誰だあれ?)


と思って目を凝らしてみるとその人影は……茜だった




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