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クラス復帰②

「さて、1人クラスメイトが増えたばかりだが、来週は学校間対抗バトルがあるから備えておけよ。それからドローが発表された。相手は東京都立魔法剣士学校になった。頑張れよ」


「嘘だろ!?」


「よりによってあの学校かよ!」


「相手は何を望んでるんですか!?」


「相手校は我が校の隷属を望んでるな。まぁ、審判が許可を出さないとは思うが……」


「隷属!?」


「嘘だろ?!」


「ほらお前ら落ち着け。まだその要望が飲まれると決まったわけじゃない」


「でも、あの学校に防衛大臣の息子いますよね?」


「ふむ……もしかしたらやばいか? まぁ、勝てば良いだけの話だ」


Eクラスには戦う力なんて無いに等しいので文句を言う奴は1人も居なかった


「はい、朝の会は終わり! こっからは自習だ。特訓するもよし、調べ物をするのもよし。各自、自分に必要なことをしててくれ」


朝の会が終わって先生が退出するとどんよりとした空気が広がった


「Eクラスだぞ、俺ら……」


「あそこの高校はEクラスでも、Cクラス下位ぐらいの強さはあるんだろ?」


俺のクラスメイトはテンションが低く、ため息ばかり吐いている


「ねぇ、勇はどうする?」


周りの様子を観察していると海星が話しかけて来た


「どうしようかな……ダンジョンでも行こうかな」


俺がそう答えると全員がグルンとこちらを振り向きキラキラした目でこちらを見て来た


「ダンジョン行けるの!?」


クラスメイトの1人が声を上げた。


「行けるけど……どうして?」


「だって私たちって弱くて、1人じゃあ初級ダンジョンすら入らせてもらえないんだよ……」


周りのみんなも頷いている


「なら、皆んなで行く? 20人いれば大丈夫でしょ」


(それにいざとなったら……神との約束を破る事にはなるけど正体を明かせば、助けられるし)


「うん! みんなで行こうよ!」


「まあ、せっかく入れるなら……」


「この機会を逃したらもう入れないかもだし……」


「少しでもレベルが上がるなら……」


みんなの会話を聞いていると、聞き捨てならない言葉が聞こえて来た


「今、レベルって言った?」


「え、うん」


(この世界にもレベルの概念があったのか? だけど、ステータス表示しようとしてもできなかったが?)


「レベルって……どうやって見るんだ?」


「ダンジョンの入り口に鑑定板があるからそれで見れるよ」


「なるほど、ありがとう。そうやって確認するのか」


「ううん、大丈夫」


「よし、時は金なり、だ。すぐにダンジョン行くぞ!」

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