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行き方
3冊とも読んでみるのに30分ほどかかった。
「……どうしよう、とんでもなく面倒そう」
確かに、とサバルの発言に俺は同意でうなづいた。
「跳躍点が多いな。それに、途中であるという関所の存在も気になる。このあたりは時空がひずんでいるからワープ航法をするとほぼ確実に死ぬとある」
関所が先か、歪みが先かはわからないが、少なくともここは歪みのおかげで関所のように一転で入出流管理ができるようになっていたようだ。
「崩壊して以来の様子はほぼわからない。行き当たりばったりでどうにかするしかないだろうな」
そんな状態でありながらも、なお行こうとしている。
ともかく今の状況を収めるにはエルハード文書がいる。
その文書がありそうな場所で、唯一現存していそうなところといえば、ということで導き出した場所だ。
「行くか、セントラル」
ともかく、そこに行くしかこの混乱を収束する方法はないだろう。
俺はそう思って、そこへ行くための道をメモし始めた。




