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【学園連載中】悪役貴族に転生したけど、死亡フラグだらけの人生を終焉の力で全力回避します  作者: 不安定な瞳
第一章

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死を覚悟した男

今回から作品タイトルを変更いたしました!

『悪役貴族に転生した俺、死亡フラグ回避のために裏組織を作ったら、なぜか世界を救う英雄扱いされている件について』


※1週間ほど、わかりやすいようにタイトル頭に【タイトル変更】と表記しておきます。

内容はこれまで通りアレンたちの物語ですので、引き続き楽しんでいただけると嬉しいです!


それでは、第24話をお楽しみください!

―アレン視点―


 ユリウスが酒場の扉に向かって一切の減速をせずに蹴破る光景を見てしまい、思わず絶句してしまう。


「流石に俺があんな芸当をしたら足が折れる自信があるぞ……」


「アレン様ならば、あの様な芸当はせずとも問題ありません。」


 そういう問題ではないぞ?クリスタ。


 比較的原型をとどめている、ボロ屋の上に転移し様子を伺う……なんか凄い中が光っているな。


「アレン様、あそこに二人居ます。」


 クリスタが指を指す先を見ると、黒のスーツにピエロの仮面の男が二人、酒場に向かって歩いてきている……


(【ブラック・ローズ】なんのようだ?)


 歩いてくる二人の様子を伺う…不味い!


「キャ!?あ、アレン様……抱っこですか!?」


 クリスタを抱きかかえ煙突の影に隠れる……

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「どうかしましたか?貴族狩り。」


 微笑んでいるピエロの仮面をした男が古びた家を見ていることに気づき声を掛ける。


(今、あそこから視線を感じた気が……)


 黒い煙を出し武器を手にしようとすると


 武器を手にしようとする【貴族狩り】の肩を掴み言う。


「無駄な事は考えないでくださいよ?」


 そう言われ煙を振り払い歩みを進める。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 この距離で俺達を感じ取ったのか?


(あの人間?何だ……)


「アレン様、どうしたんですか?」


「あの泣いた顔をしたピエロ……俺達の気配?何かしらを感じとっていた。」


 クリスタが信じられないと言いたそうな顔をする。


「私たちは魔力も何もしていませんよ!」


「何かを確実に感じ取っていた…」


(あの顔に俺達に気づく技術……アイツなのか?いや、ゲームでの登場はまだ先のはず。)


 ドォォォン!!!!


「なんですか!?」


 クリスタが余りの爆音に耳を塞ぎ言う。


「この銃声、【貴族狩り】で間違いないようだな。」


「ジークさんから聞いたことがあります。貴族だけをターゲットに殺害する殺人……」


 クリスタが言い終える前に遠くから聞こえてくる叫び声……


「コレぇぇぇぇ!!!どうやって着地すれば良いんだぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


(アイツ!!死ぬぞ!?)


 アイツに死なれるのは不味い……アイツが居ないとこの世界が、どうなるのかは予想がつかない。


(今から掴みにいって、どうにかなるか?!)


 走り出そうと魔力を体に集中させるが……


「どうにか……なれぇぇぇぇぇぇ!!!!」


 レオンが地面に向かって剣を構えだし、思わず行くのを躊躇う。


(ココからどうにかなるのか?)


ドゴォォォォォォォォォォン!!!!!!


 剣先が地面につくと同時に、石のタイルにクレーターが出来る。 


「チートが!」


 思わず笑いそうになる……1番最初に覚える技であんなに応用が効くとか、チートにもほどがあるだろ!!


「アレン様が言えることですか?」


 クリスタが小さくつぶやいていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

―ユリウス視点―


 DON! DON! DON!


 あの途轍もない威力の銃を消し、両手に銃を手にし打たれるが……


(この位なら避けられる…隙だ!)


 俺のスピードに反応できるわけがない!!! 


 ドゴッ


「グッ?!」


(なんてスピードだ?!)


 貴族狩りと言われた男の肘打ちが俺の腹に食い込む……反応したのか?!


カチャッ 


 俺の腹部に冷たい金属を押しつられ乾いた銃声がなる。


DON!


「【紫電】!!!」


(危なかったが…ギリギリだな。)


 強いな……何より能力が全くわからない。


(体に貯めておいた電気が、底をつきそうだ…)


「キツそうですねぇ、騎士団長殿。我々の戦力は素晴らしいでしょう?」


 後方でこの戦況を楽しそうに眺めているピエロ。


「英雄は最後に勝つんだ……そんな事も知らないのか?」


(コレで一気に型を付ける!!!!!)


 本来ならば複数人相手に強烈な電撃を与え、無力化する魔法……使用する電気量の多い為、一人相手に使うものではない。


(この室内で避けれるわけがない!!!)


 ピエロの男が言う。


「私もしっかりと守ってくださいよ。貴族狩り。」


 目の前の男が銃をまた黒い煙に戻し、謎の布を手にする……アレは何だ?


【エレクトリック・パルス】


 バチンッ!!!


「流石に予想外だよ……」


 一撃で倒せるとは思っていなかった。


 追撃をしようと目に踏み込もうとしたがバックステップを踏み下がる。


「簡単に倒せると思わないでいただきたい。」


(電気が効いていないのは、キツイな。)


 布を消し、また同じ銃を打ってくる……距離を詰めづらい相手だ。


DON!DON!DON!


ゴトッ


(何だ?この球体は!?)


ボカァァァァァァァァン!!!!!


「グッ!!!流石にキツイかもな……この威力は。」


 今の時代、あんな武器があるのか……騎士団でも採用したいぐらいだ。


 自身の腹部に触れる……何かが突き刺さっている。


(爆発物の中に何かを混ぜ込んでいる事で殺傷能力を上げている。)


「私まで巻き込まれるかと思いましたよ?貴族狩り……次は気をつけてくださいよ?」


「はい……」


 貴族狩りの持っていた銃を煙になり消え去っていく……武器を格納しているのか?


 どちらにせよ……対人戦闘に慣れていて搦手が多い相手だ。


「何を仕舞っているのですか…トドメを刺して下さい。見せしめにちょうどいいでしょう。」


 貴族狩りが少し、躊躇した様子を見せるが手には銃が握られていた…ココまでか。


 俺の額に冷たい銃口が押し付けられる、俺は英雄にはなれないようです……セレスティア様。


「サヨウナラです…ユリウス・エレクレイン。」


男が言い終わると同時に引き金に指を掛ける。


「動かないで下さい!!!」


 そう叫ぶと共にピエロ男の首に刃を当てる青年。


 叫ぶ男……ココ最近最も聞いた声。


「逃げろ……レオン……」


(駄目だ……全然……声が出ない……)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





















ご覧いただきありがとうございました!


ユリウス絶体絶命のピンチに、まさかのレオン乱入……!

相変わらずの破天荒な着地方法ですが、果たしてこの状況を打破できるのか!?

そして屋上で見物しているアレンはどう動くのか、次回もぜひご注目ください!


「面白かった!」「レオンの着地ワロタ」「アレンのツッコミが好き」と思ってくださった方は、ページ下部の【★★★★★】評価やブックマーク登録をしていただけると、執筆の大きな励みになります!


次回更新もよろしくお願いいたします!

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