↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

27/27

オマケ 君は何を持って最強と為すのか

「晴近様、ずっと疑問に思ってたことがあるんですけど」


「なに?」


「私の【最強】の話です。もしかして、晴近様と私の最強の定義って違うのかなと……」


「あー……。ごめん、実は再会した時から俺の脳内でフィルター処理しちゃってて」


「?? フィルターですか?」


「武力って言いたいのは分かってたんだけど、ついついね。どういう内容か聞いておきたい?」


「是非」


「じゃあ回想がてら、お聞かせしよう」







 ◯


『全然良くはないですけど……。はい、晴近様の仰る通り、お父様の権力を利用して会いに来ました。晴近様がくれた神威武装のお陰で、天界で【可愛さ】最強になったんです!』


『【可愛さ】最強……なるほど。あ、そういえばテイムされる約束だよね?』


 ◯


『いやいや、命をとる訳じゃないから。死ねって命令することもないし、安心してよ。よろしく、俺の【可愛さ】最強兵器』


『自分で【可愛さ】最強とは言いましたけど、アッサリ受け入れるんですね』


『むしろアリア以外に【可愛さ】最強はいないと思う』


 ◯


『ええええ……。天界で【可愛さ】最強って自負しちゃいましたけど、なぜか勝てるビジョンが浮かばないんですが……』


『それは大丈夫。【可愛さ】最強は間違いなくアリアだから』


 ◯


『はい。晴近様の【可愛さ】最強兵器として、放っておけません!! 何より私の晴近様を傷つけようだなんて、万死に値します!!』


『アリア……。気持ちは嬉しいんだけど、それは出来ない』


『晴近様!? なんでですか! まさか、私の【可愛さ】最強が口だけとでも!?』


『いや、アリアが【可愛さ】最強なのは純然たる事実だよ。これはそういう問題じゃないんだ。雑魚ならともかく、強敵を相手に女の子を前線に送って、自分は後ろでのうのうと観戦する。それは、俺のポリシーに反するんだ』


 ◯


『当然です、お父様。そのための【可愛さ】天界最強です』


 ◯


『あ、どうもご丁寧に。晴近様の【可愛さ】最強兵器、アリアです』


 ◯


『あの、晴近様。私、【可愛さ】最強っていつも言ってますけど、晴近様に勝てる気が全くしないんですが……』


『アリア、俺何回でも言うよ。【可愛さ】最強はアリアだ、絶対にアリアしかいない』


『そ、そうですか? 私、【可愛さ】最強ですか?』


『間違いなく【可愛さ】最強だね、確信してる。それよりもアリアには聞きそびれてた事があったんだった』


 ◯


「なんでいま言葉を濁したんです? 晴近様、私、【可愛さ】最強ですし平気ですよっ」


 ◯


「やはり!! 私が【可愛さ】最強だからですね!!」


「いやー……実は今回それは関係ないんだ」


「あれ? ではどうして」


「確かに【可愛さ】最強ではあるんだけど。連れて行く理由は俺の神威武装」


 ◯






「具体的に言うとこんな感じだよ」


「いやあぁぁぁ!? とっても痛い存在と言いますか!! 自分の発言じゃないはずなのに、すっごく恥ずかしいです!!」


「俺にとっては武力なんかより、それが一番の支えになるんだよ。まさしく俺に特攻の【可愛さ】最強兵器だ」


「は、晴近様……!」




 結局、この二人にとっては関係を温めるための茶番でしかないのだった。

よし、主人公の謎やポテンシャルは残しつつも

オチをつけまして。


危うくそのまま長編にするところでした。


前の長編も投稿か、改稿をせねば……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↑☆を満たしていただけると筆者は踊ります↑

小説家になろう 勝手にランキング


― 新着の感想 ―
[良い点] ネーミング 「可愛さ最強兵器」アリアさんが痛々しくて、 笑っちゃいました。 晴近様とアリアの、二人の関係性が、 素晴らしいですね。 遥が不憫すぎる(笑) [一言] タイトルからして、ドタ…
2020/10/14 21:21 退会済み
管理
[一言] 可愛いは正義である!!(確信 いつかアリア達を描いてみたいですね(ぇ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。