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第27話 ミヤビの新装備

「ギルドマスターのあの装備、普段の模擬戦では絶対に使わないやつだったな。」

「俺は初めて見たな。」

「俺は何よりギルドマスターがまともに攻撃を受けた所を初めて見たよ。」

「〔守護者〕の異名を持つあの人がね。」

「俺はいつも模擬戦で使ってる槍の突きですら反らせなかったんだが。」

「道士って魔法職だったよなどんな筋力してるんだ。」

「流石にギルドマスターも攻撃は全力ではないだろうが少なくとも速度は互角だった。」

 そんな冒険者達の会話を横目に聞きレウスは唇を噛み締める。先ほどの戦闘を見てレウスには同じような事は出来ない。筋力を重点的に体力と敏捷にステータスを振っているがミヤビの動きはそれ以前にPS(プレイヤースキル)がずば抜けている。オボロの動きに自分でも反応は出来たが対処は出来なかっただろう。精々防御に徹するくらいが関の山だ。

 それ故に悔しく思う。見た感じ歳は同じか少し上くらいの女性に実力差を見せ付けられたようで負けた気分である。同じ守人、この街に居る理由も目的も恐らく同じ、後三週間程先のイベントに出る為だろう。だが一方で嬉しくもあった。掲示板で誰が強いだの、レベルがいくつあるだのと見てはいたがその戦闘を見たことはなく、ただ勝つ為に強くなると言う漠然とした目的に越えるべき目標が出来たのだから。後三週間しかないが自分に足りないものを埋めていく事が出来る。レウスは決意を新たに訓練所を後にする。

「それにあの姉さん見た目も戦闘も綺麗だったな。」

 訓練所の去り際に聞こえた冒険者の言葉にレウスは内心で頷いた。


 クリストファーと話をしたところ、衛兵の陣形に基本的な変更はないが部隊を細分化させる事となった。ミヤビの力で魔物達が分断する可能性を考慮してすぐに動けるようにとのことだ。そして衛兵達を解散させるとクリストファーが話し掛ける。

「私も君に期待してるよ。オボロ殿の攻撃を受けずにまともに攻撃を当てる者は衛兵の中にも居ないからな。オボロ殿も久しぶりにまともに攻撃を受けて嬉しそうであったな。」

「えっ!オボロさん変態なんですか?」

「そう言う意味ではない!ただ最近はオボロ殿のお眼鏡に叶う者が居なかっただけだ。」

「分かってますよ。でも大いに期待して良いですよ。ワタシは戦闘が好きですし、街の危機ですから後方への負担をワタシが魔物を斬り伏せる事で抑えられるならそれに越したことはありません。」

「それもそうだな。」

「ではワタシはこれで。仲間達にも報告しないといけないので。」

「ご苦労であった。」

 そしてミヤビは冒険者ギルドを出るとマリーが居る服飾ギルドに向かった。


「マリー様はニ時間程前に出ていかれましたが?」

 服飾ギルドで受付嬢に言われてミヤビはすぐに鍛治ギルドに向かう。

「マリー様は奥の部屋で作業しております。」

「分かりました。」

 扉の前に立ちノックするが返事がない。ミヤビは作業に集中してるのだろうと返事を待たずに扉を開ける。防音を施されてあったのか開けた途端金属同士を打ち付ける音が響き、中でマリーがミヤビの斧に金槌を振るう姿が見えた。

 両刃であった斧が片刃に変わり、前の無骨なデザインから金を使った華美なデザインになっていた。刃も二回り程大きくなっているが端から見ても歪みがあり完成には程遠い事が分かる。

 だがもう一つ分かった事もある。斧に手を付けてるという事は防具は完成しているということでもある。その証拠に部屋の隅にある台には完成された防具が置いてあるので手に取ってみる。

 上は緋色を基調に金で蔦の模様が描かれた振袖のような上衣で盾の様な形の縁が金色の中が黒い肩当てが付いている。重ね着が前提の様でその下に着る白い上衣もある。

 下は白い上衣と同じ素材を使った白いショートパンツであるが上衣で隠れてしまうくらい短くが尻尾が出せるようになっている。これには赤桃山の上層で狩ったフレアゴートと呼ばれる角が紅く毛皮が白い山羊の魔物を使ったのだろう。毛皮は丈夫で火耐性があり、角はミヤビの斧で斬っても折れない程頑丈で火が出る程の熱を出す。角は斧の材料の一部でもあり赤桃山で白い毛皮を持つ魔物が珍しかったので多く狩った事を覚えてる。他のメンバーの装備にも使われてる素材だ。

 腰には黒を基調とした帯に腰から腿を守る赤い草摺が付けられている。

 頭は緋色と白の花の剣つまみ細工の髪飾りであるがアウルベアのスカーフと同様でアクセサリーではなく頭の装備になるようだ。

 腕と足は紅の武骨なデザインに金縁と模様を入れて少し華美なデザインになっている。

 次いでとばかりに赤い石に金で細工した首飾りまで用意されていた。

 全体的に和装をイメージして作られたのが見てとれる。今更だがデザインがファッションではなくコスプレになっているがしっかりした物だ。

「赤は目立つな。」

 何と言っても派手な色のデザインである。スイが着ているワインレッドのローブならともかくカリンの深紅のアーマーにクラウスの深紅の胸当て、ルイの緋色のレザーアーマーと赤系統尽くしの装備だ。その上フレアゴートの毛皮を使った白がよく目立つ。


「早く着てくださいまし!」

 完成している物をどうしようか悩んでいると後ろからマリーに怒鳴り付けられる。

「斧はどうしたんだ?」

「まだ途中ですわよ!早く完成させるのに協力なさい!」

「お、おう」

 とりあえずマリーの言う通りに装備をアイテムボックスに仕舞ってメニューから装備を変更する。すぐに着替えを終えたミヤビをマリーがジーっと観察する。鏡を見てないので自分の格好が分からないが暫くすると頻りに頷いて作業に戻っていく。

「暫く時間が掛かりますので戻って構いませんわ。」

 金槌を振るいながらマリーが言うが明日の予定を知らないマリーにスタンピードについて教えておかないといけない。

「明日の話をしても大丈夫か?」

「暫くは単純作業なので大丈夫ですわ。」

「分かった。」

 そして今の街の状況と先程の会議の内容を説明をしていく。


「はぁああぁ!?」

 スタンピードが迫っている状況を説明した所でマリーが思わず作業を止めてこちらを向くがすぐに作業に戻る。

「街が危険だと言うのにこんなのんびりしてるなんてどうかしているんですの?」

「確かにそうだがオレ達も防衛戦に参加する事にしたから急で悪いが準備をしてほしい。」

「そう言うのはもっと早く言ってくださいません!?貴方の装備しか作っていませんわよ!」

「悪い悪い、後はマリーとレオンのだけ作ればいいからさ。」

「はぁ、とんだブラックパーティに入ってしまいましわ。武器はレオンは短剣ですのですぐに作れますがまた服飾ギルドに行かないといけませんわね。」

 決して手を抜く訳ではないが物の大きさが違えば製作時間も変わる。二本とは言え無駄に刃が大きい斧を打ち直すよりも短剣を作る方が早い。デザインもレオンの要望で形はほぼ決まっているというよりレオンの要望にデザインが介入する余地が余り無い。

 防具に関してはマリーとレオンの物はミヤビの物と同様に貰った素材で準備はしていたのであまり時間は掛からない。それでも二人分で三時間ないし四時間は掛かる。

「今は八時前だけどどれくらい掛かる?」

「徹夜とまではいきませんが三時くらいにはなってしまいそうですわね。緊急時とは言え服飾ギルドは開いているでしょうか?」

「それは大丈夫だと思うぞ。」

 生産者にも様々な人がいる。素材を自分で取りに行く者なんかは戻って取った素材からインスピレーションに任せて直ぐに作る事がよくある。街に定住している者ならともかく素材集めに転々としている者は時間を気にする余裕はない。

 冒険者でも夜にしか活動しない魔物等もおり、その時間帯に活動する冒険者もいるので基本的にどのギルドも二十四時間体制を採っている。

 ミヤビはたまにしか使わない錬金術ギルドの利用規約を覚えていたのだ。

「そう、なら後はやるだけですわね!」

「じゃあ、オレは待たせて貰おう。」

「何故ですの?」

「宿の場所分かるのか?」

「あっ、そう言えば知りませんわね。」

「そう言うことだ。それでいいか師匠?」

「分かってたならもっと早く言っておくれ。」

 ミヤビが麗華に気付いて目を向けた訳ではなく後を付いてくると言っていた麗華を呼んだだけであったが気が付くと麗華がドアの前で腕を組んでいる。マリーは麗華の声を聞いて小さく悲鳴を上げていた。

「オレとしては何で冒険者ギルドを出た後に姿を見せなかったのかの方が気になったんだが?」

「なに、お偉いさんとの接触を避けたかっただけじゃ。一人で最前列に立つなんて。お主はホントに無茶をしおる。」

「と言うか最初から居ましたの?」

「うむ、と言うかマリーはスタンピードの参戦に反対はしないのじゃな?」

「王都に早く行くのにエアグラド山脈でしたか?を通らない行けませんのよね?今から街を出てもスタンピードには巻き込まれますし此処で迎撃出来ると言うのでしたら早く片付けて向かった方が早く着けるのでしょう?」

「お主等ならスタンピードを通り抜けるくらいは出来ると思うぞ。」

「後味が悪くなりますわ。」

 如何にも嫌そうな顔で答えるマリーに麗華も朗らかな笑みを浮かべる。

「そうか。でミヤビよ、お主は魔物を多く狩れるから等と言っておったが本心ではないじゃろ。」

「まぁ半分はそうだな。経験値を効率的に得られると言うのも確かだが現地人には現地人の生活があり、家族があり、記憶があり、思い出がある。その中で現地人の死はそのままこの世界から一人消えるのと同じ事だ。今回のスタンピードでオレ達守人は生き返るからどうでもいいが現地人には少なからず死傷者が出る。全てを守るなんて事は無理だがオレが先頭に立つことで被害を抑えられるならそれでいい。乗り掛かった船だしな。」

「首を突っ込んだの間違いじゃろう。」

「違いないな。」

 ミヤビはハッハッハッとコミカルに笑っているが本心である事は一月も一緒に生活している麗華には分かる。

 ミヤビは危険な敵に対しては真っ先に先頭に立ち、後ろの仲間に向かわないように守っている。そしてその戦いを見て仲間も敵の行動を見極めて応戦する。麗華はずっとその姿を見てきたのだ。ミヤビの本質も見えてくると言うものだ。


「時間もないですし、少し手伝って貰いますわ?」

 作業中のマリーはミヤビに向けて言う。

「いいけど何をすれば良いんだ?」

「もう一つの炉に火を起こして紅炎石を六つ程入れておいて欲しいのですの。」

 マリーに投げ渡された紅炎石をミヤビは指示された通りにもう一つの炉のコークスに火を起こしてからくべる。

「暫くは放置でいいのか?」

「ええ、そのままで大丈夫ですわ。三十分くらいして石が燃えてたら一端取り出して金槌で叩いて付着してる不純物を落として欲しいのですの。」

「分かった。」

 待っている間マリーの作業を見ていると先程よりも物凄い勢いで金槌を振るっていた。少し時間が立つと炉に入れて熱を上げ取り出してはまた金槌を振るう。ただ見ている間にも斧の歪みは矯正されていくのが分かる程に早い。

 ミヤビは三十分経つと六つの紅炎石の不純物を落として炉に戻す。

「次はこれを入れてくださいまし。」

 次に投げ渡されたのは二本のフレアゴートの角だった。それも炉に入れてまたマリーを見るがまだ同じ作業をしている。

「その作業、後どれくらい続くんだ?」

「少なくとも後三十分はやりますわね。そっちはもう大丈夫ですわ。」

 流石に暇になったミヤビはクラウス達にチャットで会議の報告をすることにした。


『会議終了。冒険者は後方に流れてくる魔物を討伐。オレは最前線で狩ってくるわ。』

『説明がアバウト過ぎるわ!もうちょい詳しく頼む。』

『戻ってからじゃダメか?』

『何時帰るんだよ?』

「マリー、ここの作業何時終わる?」

「後二時間くらい。」

『十一時くらいだと。』

『遅いな、マリーさんも連れてくるんだな?』

『宿の場所分からないからな。作業が一段落したら一旦宿に戻って飯を食わす。出来たら時間に合わせて厨房借りて飯を作っといてくれ』

『私が作っておきます。その時間帯で皆で食べますか?』

『それでもいいが先に食べてても良いぞ。』

『戦闘がある訳でもないし多少空腹でも皆で食べない?』

『アタシはそれでいいわ。』

『私も異存はありません。』

『…僕も大丈夫です』

『俺も問題ない。って事で此方で準備しておく。』

『あぁ、頼んだ。』

『それと作戦の詳細は別だがな。』

『有耶無耶に出来なかったか。分かったよ。』

 チャットは続き、作戦の詳細も話していく。

『それアタシ達も最前線にいたら駄目だったの?』

『安全性を考えると今のマリーとレオンのレベルではオレ以外が欠けると長期的に見て戦力が厳しくなると思うぞ。オレ達は大丈夫だとしても他のパーティが崩れた時にフォローしないといけないから尚更な。』

『…ごめん…足を引っ張る。』

『マリーがレベル差を補う為に武器と防具を作ってくれるから気にするな。』

『…うん』

『それでこっちは何が起こるか分からないから細心の注意が必要ってことか。』

『それに伴う精神力の消耗を考えると人数が多い方が対処が楽になりますね。』

『だからオレが一人で狩りまくって経験値稼ぎに貢献するわ。だからそっちは誰一人欠けさせるなよ。』

『分かりました。』

 時間が経ちミヤビがマリーを見ると短剣の作成に入っていた。ミヤビの斧はと見てみる炉に入れたまま放置されているのでまだ終わっていないようだ。

 短剣の方を見ると一本は30cm程の長さにして既に形が整いつつある。炉に戻してもう一本の方を取り出す。金槌で数度叩くと形を変えて伸びていき30cm程まで伸ばすと炉に戻して斧を炉から取り出す。

 いつの間にか斧に三ヶ所小さな穴を空けていたらしくそこにマリーがルビーのような綺麗な赤い宝石を慎重に嵌めて金で溶接していく。片面を終えるとひっくり返して同じように溶接して終えると炉に戻して短剣を炉から取り出し瞬く間に形を整えていく。

 短剣を炉に戻して斧を炉から取り出す。軟らかい内にと言うことか金槌とヘラのような物で溶接した金の形を整えてると水の入った容器にゆっくりと入れていく。ジュウと水が蒸発する音が部屋に響く中マリーは別の水が入った器を持って継ぎ足し満足そうな笑みを浮かべている。

「完成ですわ!」

 斧は出来たようだがそのまま水に沈められ短剣を炉から取り出して細かく調整してもう一本の短剣を取り出す。対になるように二本とも打っては炉に戻し、打っては炉に戻しを繰り返して調整をし、水に浸けて締めに入った。暫くして短剣を取り出すと砥石で刃を研いで刃を完成させた。アイテムボックスから鍔と黒い柄、鞘を二つずつ取り出し刃を嵌めて目釘を打ち込み鞘に納める。完成させた短剣は紅く、短剣というよりは短刀の形をしている。

「それは刀の分類にならないのか?」

「刀の製法とは異なりますので。」

「刀を作ったことがあるのか?」

「失敗しましたけど一応刀に分類された物は出来ましたわ。作り方は分かっていても上手くはいきませんでした。」

「それはこの世界でか?」

「師に教わったものではなく、現実でですわ。ネットで調べれば作り方くらいは見つかりますもの。現実の経験も反映されると聞きましたので製法が正しければ上手くいくと思いましたのに。」

 会話をしながらもマリーは斧をヤスリ等を使って磨いていく。施したデザインの出来に頷くと漸く刃を研ぎ始める。

「そう言えばその宝石みたいなのよく溶けなかったな?」

「それは宝石ではなく魔石ですもの。特にそれは火の魔石でしたし元々熱には強いのでしょう。ただ魔石が大きかったので研磨するのが大変でしたのよ。」

 魔石は魔物の体内で稀に作られる物で小指の先程の小さい物ならば下級の魔物でも偶に落とす物だ。魔力を属性魔力に変換する効果があり、その効力は魔石の質と大きさで変わるとされている。また魔石は一つの属性しか持たず色によって決められている。赤が火、青は水、緑が風、黄色が土、白が光、黒が闇というようになっている。

 ミヤビの斧に使ったのはピンポン玉より一回り大きい直径5cm程の魔石を三つで手持ちに予備がない大きさでミヤビの所持する物で最も希少な物であった。売れば所持金の半分の150万G程の価値があったがミヤビは武器に費やした。

「これで本当に完成ですわ!」

 研ぎ終えた斧を柄に取り付けて留めるとマリーは大いに喜び重たそうに持ちながらミヤビに差し出す。

「あなたの斧ですわ。これで明日は大いに暴れてくださいまし!」

「あぁ、そうさせてもらう。」

 ミヤビは斧を片手で受け取ると背中に背負う。


傷紅狼と火山羊の髪飾り(頭)

 スカーレットウルフとフレアゴートの毛を使った花を模した髪飾り。

防御力+10 敏捷+5 火耐性+3


傷紅狼と火山羊の着物

 スカーレットウルフを使った着物とフレアゴートの毛を使った上衣のセット。金の染色で蔓の模様が描かれている。

防御力+35 速力+10 火耐性+3 技補正(小)


傷紅狼と火山羊の籠手

 スカーレットウルフとフレアゴートの毛皮を鞣して縫い合わせた下地に紅炎石で加工した籠手。火耐性があり鋼鉄より重いが丈夫。金で縁と蔓の模様が作られ華美に改良された。

防御力+40 攻撃力+42 火耐性+3


傷紅狼の帯

 若いスカーレットウルフの黒い毛を使った帯。軟らかく丈夫で動きを阻害しない。更に腰から腿を守る赤い草摺も着いて防御性能を上げている。

防御力+30 速力+10 火耐性+2 技補正(小)


炎山羊のホットパンツ

 フレアゴートの毛を使ったショートパンツ。所謂みせパンの類いで可動域が広く動きやすいが防御性能は最低限。

防御力+25 速力+15 火耐性+2


傷紅狼と火山羊の具足

 スカーレットウルフとフレアゴートの毛皮を鞣して縫い合わせた下地に紅炎石で加工した具足。膝まで守る形をしており攻撃と防御、どちらの性能も優れている。金で縁と蔓の模様が作られ華美になり、次いでに腿まで覆う黒いニーソックスも着いている。

防御力+45 攻撃力+50 火耐性+3 速力-5


紅炎石の首飾り

 紅炎石を加工し更に金で細工を施した首飾り。防御性能が少しある。

防御力+10 攻撃力+5 火耐性+1


炎角の大斧

 フレアゴートの角と紅炎石を使って加工した大斧。鋼鉄よりも硬く重量があり力ある者にしか振れない。紅い刃にはフレアゴートの特性が残っており斬った物を焼く。嵌められた魔石に魔力を込める事で火力が上がる。

必要 筋力200 体力150 敏捷100

攻撃力+90 防御力+20 火属性30 速力-20


傷紅狼と火山羊5

 攻撃力+20 速力+20 火耐性+5 火属性5


 スカーレットウルフは若い時は黒く成長するに連れて赤く丈夫に毛皮が変化していく狼で修羅場を潜った証なのか赤い者程傷が残っているという。ミヤビの新装備はスカーレットウルフとフレアゴートの素材をふんだんに使った物のようだ。

 鑑定してみてミヤビは改めて装備の性能は馬鹿に出来ないと思った。改良した物も若干性能が上がっていおりミヤビには大幅な戦力強化である。

「それじゃあ次は服飾ギルドに行きますわ!」

「その前に遅いが一息次いでに宿で夕食にするぞ。皆夕食を作って待ってるから。」

「折角のやる気でしたのに。まぁ、食事も大事ですわね。待たせるのも申し訳ありませんし。それでは行きますわよ!」

「あいよっ。じゃあ、師匠行こうぜ。」

「うむ。お主は修行もあるのじゃからな、時間は無駄には出来んぞ。」

「分かっているよ。」

 揃って宿に戻り遅い夕食を食べ、ミヤビの新装備の話に花を咲かせた。その後ミヤビは修行に、マリーとレオンは服飾ギルドに他は明日の対策の話を積めていった。


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