【第十一話】俺がVtuberになるきっかけ(前編)
夜っていろんな記憶が唐突に蘇ったりしますよね!
私は寝れないので楽しくお絵描きしてますが(
今回のお話は結構大切な話です!ぜひ最後までお読みください!
そんな夜。俺は寝れずに目を覚ます。
ぁあ…レモンサワー飲みたい。
ふと通知を確認すると、先ほどTwitterで投稿した呟きに対しての
コメントの数々が寄せられていた。
・大丈夫ですか!?今はゆっくり休んで、また必ず戻ってきてください!
・また元気にメスガキしてくれるの祈ってるよ!
・今は自分の身体に向き合おう
お前らやっぱり神だな。
窓の外は一面ネオンの光が地平線を覆い尽くしていた。
眠らない街、東京だ。
こんな時間にも頑張ってるやつがいる。
俺はどうなんだろうか。Vtuberでたまたま成功しただけの俺が。
雑談しただけで山のような金が入ってきて、
本当にそれでいいのか、?
ー起業して今は社長をやっているよ
ふと斎藤の言葉を思い出した。
仕事…仕事か
俺は社員の頃を思い出した。
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「おい田中!!!!大事な報告書!!早くしろ!!」
「はい!!す、すみません!」
朝から俺を怒鳴る声、そして俺が必死に
頭を下げ謝る声が社内にこだまする。
俺は田中将也、35歳である。
使えない社員というわけではないが、この年齢にもなって
下っ端社員とされているのは事実だろう。
俺の仕事の正確さを代償とした作業の遅さは
社内でも定評がある(?)
「はぁ…どうしていつもこう…」
昼休憩、俺はいつもの自販機で缶コーヒーを購入し、
そのコーヒーよりも苦い独り言を零す。
俺なんて一生下っ端。クビ切られてないだけいいんだ。
はぁ…とため息をひとつ。
「お〜田中先輩どしたんすか〜?」
雑な足音と共に視界の左から登場してきた男に俺は
視線をやる。
マッシュの髪型がよく似合う新人の後輩、山中だった。
「いやぁ…俺にこの仕事って合ってるのかなって、」
「まあまあ落ち着いてくださいよ先輩、ほら、これ
見てくださいよ」
言って彼が胸ポケから取り出した一台のスマホ。
そこに映されていたのは美少女のイラスト。
新手のアニメか何かだろうか。
「これは…?」
「バーチャルYouTuber、略してVtuberの【宵闇みずき】ですよ」
ぶいちゅーばー…?俺は未知の単語に混乱を覚える。
後輩は察してくれたのか、俺に解説をしてくれる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「…ということなんですよ」
「へぇ、すごいな、そんな技術が…」
もう俺はおじさんの分類なのだとしみじみ実感する。
「まあ仕事辛くなったら夜とかに見てみてくださいよ」
「わかった、ありがとう」
その時の俺は、さほどこの話題を気にしていなかった。
仕事終わり、帰宅した俺はいつものように
コンビニ弁当を食べ、風呂に行く。
そして布団に入り、いつもの1日が終わる…
はずだった。
今日はやけに寝つきが悪い。
あまりの退屈さに俺は布団を脱し、
リビングで退屈していた、そのとき
ーまあ、仕事辛くなったら夜とかに見てくださいよ
ふと山中の言葉を思い出す。
…どうせ暇だし、見てみるか。
彼がVtuberになるきっかけはまさかの後輩だった、、、?!
ぜひ次回をお楽しみに!
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