恐怖の50回目記念!
(メイドさんで合ってるよね?)
リトさんは椅子にグルグル巻きに縛られて何とか脱出しようと、もがいてるけど、出来なさそうだな。
「レオ、これ強く巻きすぎじゃない?」
「……リトには…これくらいが…良い。」
「いや、だが…絞めすぎじゃない?」
(確かにリトさんは所々、縄の跡がついてる。)
(レオさんって見た目以上に力が強いのかな?)
そんな事を思っていると。
「リトさん?…レオさん?」
『あ…』
(二人とも声がそろった。)
私も後ろを振り返ると、そこにはルゥカさんが鬼の顔をして立っていた。
(あ…。)
ルトはいつの間にかルゥカさんの後ろにいた。
(いつの間に?それになぜそこ?)
「ねぇ?リト、レオ、何をしているの?」
「……」
「早く答えなさい!」
「……えっと…」
(リトさんが凄い目が泳いでる。)
「レオ、答えなさい。」
「…はい。…リトがサボって‥いましたので、捕まえました……。」
(敬語だ‥。)
「ふぅーん?」
「貴方達、二人とも、サボっていたわよね?」
「レオ、貴方も縛られる側でしょ?」
「他のメイドからも話しを聞いたの?」
「今回で50回目らしいわね?サボるの。」
(50‥?サボりすぎじゃ?)
「窓からつるしてあげますよ?」
「え……つる?…え?」
(リトさんが凄い状況を飲み込めてない。)
「50回目何でしょ?サボって。」
「特別に50分間、安全結界付きでつるしてあげるわ♡」
「二人ともね?」
(ルゥカさんの目が笑ってない。真っ黒だ。)
その後。
「嫌だー…!」
「…降ろせ!嫌だー!!」
「…もう、二度と…サボらない……!」
「悪口言ったの訂正するから!!」
と、二人とも暴れていましたが、ルゥカさんの力に叶わず。
二人とも、ルゥカさんに抱き上げられ、屋上の6階に連れて行かれました。
どうなったのかは3人以外誰も知りませんが。
目撃証言によると窓からは何か人影が二つ見えたとの事です。
ルゥカさんは絶対に怒らせてはダメです。
byルトの心の声




