朝五時と客間で正座
次の日。
朝一番。
客間でリトさんとレオさんが正座させられていた。
二人の前にはリーアさんとルゥカさんが仁王立ちしていた。
威圧感がすごかった。
二人はなんだかんだ言ってある意味、そっくりだった。
扉の外にはもちろん。カヤとルトが覗いていた。盗み見である。それも堂々と。
なぜ、二人がいるのかと言うと少し前に遡る。
ルトがどこからか、リトとレオが正座させられているという情報を得て。
朝五時にカヤを起こしに行った。
扉を三回ノックしてから容赦なく開き。
ベッドの方へトコトコ歩いて行き。
ルトはカヤの頬をちょんちょんとした。
「…ん…」
ちょんちょんと三分間したがカヤが起きないため、揺らした。
カヤがルトによってゆさゆさと揺れる。
「ん…。……ん?」
カヤの目がうっすらと開いた。
「ルト?…」
ルトはこくりと頷いた。
「ルト……ルト?!」
カヤは飛び起きた。
その時、ルトが考えていた事は『良い驚きだ。』とルトは首を縦に振って頷きながら親指を立てていた。
「ルト、どうしたの?」
カヤは驚きと寝ぼけでいつもの話し方が崩れていた。
「というかどうやって入ったの?鍵閉めてなかったっけ?」
「それと何?起きたら真横でうなずきながら親指立てるって。」
質問の嵐だった。カヤにしては珍しかった。
抜ゖだㇱてきだの。】
ルトは紙に書いた。
『かぎわ、はかんなぃ』
「かぎはわかんない」
ルトは頷いた。
『親ゅびわ、かんシんしてた』
「親指は、かんしゃしてた?」
ルトは首を横にふった。
「なら、かんしん?してた?」
縦に頷いた。
「なるほど、親指はかんしんしてた。」
(よく分かんない…)
とカヤがベッドの上で思っていると。ルトに手を引かれ、連れて行かれた。
「え、ちょ…」
着いた先に見た光景は。
客間でリトさんとレオさんが正座させられていた。
二人の前にはリーアさんとルゥカさんが仁王立ちしていた。
威圧感がすごい。
そして現在にいたる。




