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ダメ人間の定義は?

なんだと思います?

ズドワァァァァァァァァァァァァ


吉「速い速い速い速い速い速い速い速い速い速い速い速い速い速い速い速い速い速いッ!!」


ある晴れた日の事、吉信の悲痛な声がこだまする。

マルコの運転するリムジンは吉信の言う通りメッチャ早かった。吉信が見るとリムジン時速300以上出していた


吉「マルコさん、マルコさんッ!規定速度を守って下さいッ!」


真「ですが、町内隈無く捜しますにはコレくらいスピード出さないと日が暮れますよ」


吉「仮にそうだとしても危険過ぎですよ!もし人でも轢いたらッ」


ズドワッ


衝撃音


吉「何か跳ねたあぁぁぁぁぁ!!」


真「…………私なーんも知りません」


吉「すっとぼけた!!」


だが


ガッ


後ろから何か奇妙な音がした

吉信と真美が振り向くとそこには










畑鏡蘭先生が血まみれでリムジンにへばり付いてた


吉、真「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!先生ぇ~~~!!!」」


蘭『お~めぇ~え~ら~』


吉「怒ってる……怒ってらっしゃる…最悪、殺されるんじゃないだろうか……」


蘭『慰謝料として5000万払いやがれぇ!!』


吉(ええ~~ソッチ?)


蘭『よ~こ~せ~金をよ~こ~せ~』


吉「恐ぇぇぇぇぇ」


マ「とりあえず、止めましょう」


マルコはリムジンを止める

するとすぐに蘭が運転席に飛び付いてきた


蘭「慰謝料よこせ」


マ「申し訳ございません、只今、緊急事態でして、これしか手持ちがなく」


そう言ってマルコが出したのは何とアタッシュケースだった


吉、蘭「「ッ!!!!!!!」」


まぁ普通、「これしか」と言いながらアタッシュケース取り出すじぃさん見たら誰だってこうなるだろう


蘭(や……やべぇ……後部座席に北井と赤松乗ってたからもしやって思ったけど…………こりゃラッキーかも…搾り取れるだけ搾り取れるかも…)


腐った人間だった


蘭「ふッ…フンッ!た、たかがアタッシュケース一つで良いわけ無いだろ、こ…ここはアレよ…この五倍出したら許しやろうか」


ヤクザの手口ですね、わかります


マ「ですが、今は緊急事態……」


真「だったら、先生、これから私たち、侍ハントしに行くんですが、一緒に行きません?もし侍ハントに成功したら盛大なパーティーを開く予定ですので」


吉「え゛!?正気ですか?北井さん、あんな反面教師を仲間にして、それにパーティーってアレでしょ?さっき小説外で言ってた佐外助返却記念パーティーを僕ん家でやるってヤツ、嫌ですよあんなの家に入れるなんて(小声)」


真「大丈夫です、ご主人様私とご主人様の愛の巣には入れません、適当に誤魔化しますから、それに、時速315kmのリムジンに跳ねられても無事な鋼の肉体、マルコ以外にもいた方が得ですよ(小声)」


吉「そうですか……ってか誤解を生む様な事言わないで下さい(小声)」


蘭(パーティー……酒……金持ち……美味いメシ……いい男……真夜中のたった二人の二次会……)


蘭「行きます」


聖職者あるまじき妄想の後蘭はリムジンに乗り込んだ



>蘭が仲間になったチャララチャッチャッチャーー


吉「え…え~~」


吉信は露骨に嫌な顔をした










ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


吉、蘭「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」」


絶叫が二つになってもう数分になった


蘭「ぎゃぁぁ、な…成る程……そういう訳ね、ぎゃぁぁ!!」


吉「ぎゃぁぁ、はい、要約するとそんな感じです、うわぁぁぁぁぁマルコさん!急に曲がらないで下さいッ!」


マ「申し訳ございません」


吉「こんな速度だと、また誰か跳ねますよ!」


ヴウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン


道路交通法完全無視なリムジンは尚、さいたま市を駆け巡って行った










『お兄ちゃん大好き♪ お兄ちゃん大好き♪ お兄ちゃん大好き♪』


「……………………………………………………………………………………」


携帯から発せられる妹の声、

着信音だ…

漢 佐野勇は辺りの通行人に白い目、軽蔑の目で見られ 頭を抱えていた


勇(みもりめ……また着信音を勝手に変更しやがって……あーー出るのヤダ、更に変な目で見られそうだ…)


『お兄ちゃん大好き♪ お兄ちゃん大好き♪ お兄ちゃん大好き♪』


鳴り続ける着信音


勇「チッ…しゃーねーな」


ピッ


勇「はい、もしもし、どこの誰だ?」


『あ~~勇~~また下がヘマした~~今、眞中組の連中十二人に絡まれてんの~~助けて~~』


イラッ


その声はただでさえイラついている勇に更にストレスを与える声だった


勇「んな下らねぇ用事で掛けてくんな!!なんなら前の決着付けてやろうか!?」


『え~~恐い事言わないでよ~』


勇「十人や二十人、テメェでなんとかしやがれ!んじゃ着るぞ」


『あ、待って』


勇「ア゛ア゛?」


『政吉情報なんだけどさぁ……どうも最近『玄武』の兄ちゃんが動いてるみたいなんだよぬ』


勇「ッ…………知るかよ、俺ぁヤクザじゃぁねぇんだ」


『あ、そ、やっぱりね(ズドドドドドド)』


勇「…………今の音は?」


『あー電話中なのに皆が五月蝿かったテキトーに潰しといた』


勇「やっぱ俺必要無かったじゃねーかよ(ピッ)」


勇は携帯を切った


勇「あー全く……あの馬鹿が……」


言った瞬間だった


ズドワッ


勇「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」


跳ねられた……リムジンに










車内


吉「ちょっとぉぉぉ!また誰か跳ねましたよ!!」


マ「ノープログレム、ドントウォーリーです」


吉「いやいやいや、心配しますよ!どーするんですか!?」


ガッ


また、後ろから音が


吉「ま……まさか……」


真「ご主人様、勇さんが張り付いてます!!」


吉「あ、ああ~先輩なら良いか」


勇「んだど?コラァー」


パリーン


勇は窓(強化硝子)を突き抜け車内に乗り込んだ


勇「テメェコラ赤松ぅ…轢き逃げしようたぁいい度胸だなぁ」


吉「あーヤバい、先輩マジモードだ」


勇は最早、L5発症並みの顔をしていた


真「やっぱりこの兄妹ただ者じゃありませんッ!」


蘭「待ちなさい」


と止めたのは意外な事に蘭だった


勇「あ゛先生か……なんです?」


蘭「いやそれが、カクカクシカジカで……」


勇「はい?カクカクシカジカ!?」


蘭「そ、カクカクがシカジカでカクカクなの」


勇「…………しょうがないか……」


吉「通じた!?カクカクシカジカで通じた!?」


真「カクカクシカジカって誰が考えたんでしょうね…」


勇「オイ、赤松、本当に後で俺の部屋にメロー●基地レベルのセキュリティ付けるんだろうな?」


吉「はい?先生…先輩に何を?」


蘭「なんでも願いを叶えてくれるって」


吉「なんという無茶振りを!?ていうかメロー●基地レベルってアンタ家をどうしたいんですか?」


勇「ウルセーみもりが恐いんだ!」


蘭「金銀財宝!!」


吉「ちょっ黙れーー!!」










数分後、


リムジンは五人を乗せて走り続ける(結局、勇も着いてくる事に)

あのスピードで

途中、吉信が一回、蘭が七回、勇が三回ゲロ吐いた、そして真美は吉信の嘔吐を見て下が濡れたのだった


勇「オイ、作者が何か下品な事言ってるぞ」

吉「まぁ事実ですから文句言えませんが大概にしろです」


真美「ハァ…ハァ…ハァ」


真美はまだ息を荒立てていた


吉「よく考えたらさっきからダメ人間ばっかり跳ねてますよね」


勇、蘭「「ダメ人間言うな」」


吉「この調子で行ったら笄辺りも跳ねそうですよね…」


ドンッ




笄は期待を裏切らなかった…が、乗せなかった

感想プリーズ!!

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