凄い人もいたもんだ……
死屍累々
放課後
取り合えず校門前に僕、北井さん、先輩、笄の四人が集まった。
え?
マルコさん?
どうやらあのスーパー執事さんはお嬢様である北井さんを置いて箱根温泉にでも行ったらしい
というか、北井さんのにやけ具合から考えるに何らかの策略だと疑わざるおえない!
「…………で、一体どーするつもりだ?オマイ等?」
オマイ等言うな
「ていうか先輩、何で屋外で、しかも今、平然とポルノ小説読んでんですか?、どうゆう神経してんですか」
「フッ……何故今読むかだと?………それは今、戦闘シーンに突入したからだ!」
駄目だこの人ーーーーーーーーーー
「先輩、色々ヤバいんでソレしまって下さい」
「なんだとーーー!今、戦闘シーンなんだぞ」
「そうだ!空気読め!吉信!」
「ご主人様…それはちょっと…」
「うるせーーー!
笄も北井さんも便乗すんなーーーー!!」
ズドーーーン
「ぐぉぉぉぉぉ!」
「ぎゃぁぁぁぁ!」
「アハァァァン!」
取り合えず三人を吹っ飛ばした
「………………ま、取り合えず行くか…」
先輩が仕切り直しする
「お前等、安心しろ、暴走するとアレだが普段はまぁ……性格いいから…アイツ」
いや、そのみもりちゃんに刺されて腕吊ってる人に言われても説得力が無い
10分後
「ここ、俺ん家」
先輩が立ち止まって二階建て一軒家を指差す
「へぇ
学校から徒歩10分なんていい所住んでますね」
「まぁな」
「あ!ここアレですね!
近くに柳田組の事務所があって、誰も寄り付かないから安くなってる所です!」
流石、北井グループのご令嬢…情報量が半端ない
「ああ、アイツ等か」
と先輩はいかにもアレな人達を指差す
「な、何指差してんですか!?」
「あ?大丈夫だよ」
先輩の言った『大丈夫』は決して冗談とかじゃなかった
何と、先輩に気づいたヤクザ達は先輩に深々と頭を下げたのだ
「え゛……先輩……ありゃ一体」
「ああ、先月辺り全員シメた、そしたらああだ」
ヤクザシメれて妹に負けんのかよ
凄い人もいたもんだ……
そんな事考えてると先輩は自宅の鍵を取り出し、玄関のドアを開ける
「う~~~い
ただいま~」
先輩が言うより早くみもりちゃんとおぼしき少女が現れる
「お帰りなさいお兄ちゃん!」
「か……かぁいい」
「笄………」
最早、哀れみの目しか向けられない僕だった
「お兄ちゃん……その人達は?
もしかしてまたお兄ちゃんを腐らせるようなゴミさん……かな?」
みもりちゃんは僕達を見て凄まじく冷たい声で言う
「い……いやいやいや……カワイイ後輩とその彼女、害は無いぞ~………………多分」
多分って何!?
後が色々恐いから曖昧な事言わないで下さい!
「………………そう
お兄ちゃんがそう言うなら
はじめまして、私、お兄ちゃんの妹で彼女の佐野みもりです」
「赤松吉信です」
「澄田笄でーすっ
みもりちゃん、君カワウィーね!」
と言いつつも笄は若干緊張している……無理もない、恐いもん
「わ……私は吉信ご主人様の犬の北井真美です」
野性の勘か、北井さんが一番怯えている
「まぁ…アレだ
取り合えず中入ろうぜ」
先輩が切り出して僕等は佐野家(恐怖の館)に入って行った……
みもり登場シーンの時に勇にキスさせようとも思ったけど、めんどくさいから止めた




