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クロン〜チートすぎる生物〜  作者: 黒白灰色
1章 とある若きA級冒険者編
9/81

やっとゴブリン退治、にしたかった

「ちょっと、起きて!」

う〜ん?誰だ?まだ朝じゃないだろぉ。

「起きて!つーか起きろ!」

あ〜も〜うるさいな〜、俺は眠いんだ寝させてくれよ〜。

「いいから起きろ!」

ごふっ、腹が凄く痛い、なになになにが起きたの?

「グッドモーニング、シン君♪」

この男とも女ともとれるような中性的な声、意味のわからないおちゃらけたセリフ、まさか

「クロンさん!?」

「そう、皆大好きクロンさんだよ〜。」

「なんでここに!?」

「一応言って置こう、ここは現実世界じゃなくて君の夢の中だから、俺が夢の中に干渉する魔法を使ってるだけだから。

あっ今どうやってそんなことしてるんだよって顔したね、聞きたい?聞きたい?教えな〜い。だって面倒くさいから、あはは。」

うぜ〜〜、なんかキャラ変わってる?

明るかったのはそのままだけど昨日までは子どもの事考える良い親父さん感あったけど、なんか今は自由ではっちゃけてる。

「今、はっちゃけてるって思ったでしょ。

夢は人の記憶の奥深くを表現したものだから少し人の素がでる、と言い訳しておこう。」

殴りたいこのキメ顔。

なんかもうこの人相手に考えるの面倒くさくなってきた。

「で、なんの用ですか?あの子達の世話なら今のところ上手くいってますよ。」

「ああそうじゃなくて、今回の依頼のゴブリンの集落ね、ジャイアントゴブリンが確認されたから気をつけてねってだけ、まぁうちの子と君なら余裕でしょ。じゃガンバ♪」

なんか軽い調子でクロンさんは目の前から消えた。

おいおい、ジャイアントゴブリンって言ったら、C級のパーティーが必要になるレベルだぞ。

そりゃあ俺は大丈夫だけど、あの三人は大丈夫かな?

************************************


「そんなことがあったので気を付けて行くよ。」

「「「はーい」」」

結局俺はそのまま行くことにした。

理由、クロンさんがなんか言ってるしもう考えるのが面倒くさい。

クロンさんが大丈夫って言ってるから大丈夫なんでしょ、駄目だったら俺がなんとかしよう。

「じゃあここから1時間ぐらい歩いて目的地に行って討伐するよ、俺はまぁ基本なにもせずサポートぐらいだから頑張ってね。」

「任せてください。」

「頑張ります!」

「わーい楽しみ♪」

「ふふ、俺も皆の実力を見れるのを楽しみにしてたよ。」

さて行きますか。

************************************


ということで1時間後、着きました。

特になにもなく着いたはいいけどマジでいたよジャイアントゴブリン。

その分普通のゴブリンの数が少ないがもしかして食べたのか?

前にクロンさんが書いた本で見たことがある、魔物が魔物を食べるのは非常事態の表れ、共食いをしなきゃいけないほどのピンチであると同時に確実に食料を手に入れるため同族を食べれば食べるほど強くなると。

今パッと見、普通のゴブリンは十数匹、つまりそれだけ共食いをしたってことだから、そんだけ強いってことだ。

さーてどうしよっかな〜

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