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バリオというクソゲー

初の連載!

しかし、二作目なので、特に文章は上手くないです。

と言うか下手です。

どうぞ温かい目で見てってください


ある日、いつものようにゲームをしようと思っていた早生井とその友達。彼らはこの後に起こる惨劇をまだ何も知らなかった・・・・・・


その日、早生井と応田はいつもの様に下校していた。


「あの新作おもろいよな」 そう言う早生井に応田は苦笑する。

「いつも思うけどお前って主語抜けるよなぁ」

「まぁまぁ、いいじゃん。わかってるでしょ?バリオの新作、やった?」


バリオ、とはありとあらゆるゲーム要素を詰め込んで、それでいて良い感じにゲームバランスが崩壊しないように作られている奥が深いクソゲーのことで、今作「new VariO real no Re life Journey」で10作品目となる。


「俺を誰だと思ってるんだ?今日発売日だぞ?買ってるに決まってるだろ。あのクソゲーっぷりがいいよな。やってないけど」

「あ、お前も事前発売抽選当たんなかったんだ」

「てかさ、最近うちの生徒も何人か消えたんだって?」

「田中とか、月詠見とかな」

「怖すぎん?」

そんな他愛もない話をしつつ帰っていた二人。


「お前らも今日バリオやんの?じゃあ5時からみんなでやろうぜ」

「おう、池田。お前もか」

この底抜けに明るい人は池田。

こんなふうに会話に入ってくるのもいつものことなので、早生井と応田は当然のようにそれを受け入れる。

たまに意味わからないことをするが、いつも成績は上位十位には入っている。癪に触るやつだ。


「まず、御室と松屋に5時からってロインして、あれ、バリオって5人でできたっけ」

「ん?ちょっと調べるわ」と応田が当たり前のように校則違反のスマホを取り出し、調べ始める。

尚、この時応田はきちんと止まっている。歩きスマホは嫌いなのだ。

「でさ、事前発売って300限定やん?気づいたのが1週間前でさ、スマホで発売されてる分が全部売れ切れてて」

「それは災難やったな」


まるで応田など最初からいなかったかのように会話を続けながら歩く2人。

「ちょっと待てよこの薄情者ども」

応田が息を切らしながら駆け寄ってくる。

「お、応田、どうだった?」

「なんでそれが普通だと、、次から教えんぞ。で、いけるけど、VRのみらしい」

VRとは「バリオ・レアリティ」の略である。決して「ヴァーチャル・リアリティ」ではない。


「俺持ってるけど、二人は?」

「あれは必需品っちゅうやつやで」

「どうせ御室と松屋も持ってるだろ」

「そう言うのってよくないと思いまーす」と、声。

「けど持ってるだろ、御室」

「持ってるけどさ」


このメンツ唯一の女子、御室が突然話に乗り込んできた。

このメンツは基本急に来てちゃんと帰るを地で行く人々だ。

「俺持ってないのに、、買ったら一日は愛でようと思ってたのに、、」

「松屋、それは引くわ」

「なんで俺だと!?大分偽装できたと思ってたのに、」

「待て、今日は誰の真似?」


このちょっとやばそうな、しかしこのメンツでは一番の常識人、松屋も会話に入ってくる。これがいつものメンツ、略して「もつ」(逆張り乙)の揃い踏みだ。

そして、いつも5人が駄弁っている場所、「会議場」に着く。今日の議長は応田。なお、じゃんけんで負けたからである。

「さて、もつ全員が揃ったことだし、」

「ダサい。やっぱいつメンに変えよ?」

応田が会議を始めようとしたのを遮って御室がそう言う。

「そこは多数決で決まっただろ」と池田。

ちなみに、男子勢4人が口裏を合わせただけである。

「あれは多数決じゃない!訴えてやる!」と御室。

「じゃあ頑張って。俺らはぬくぬくとバリオやっとくから。では、御室と松屋抜きの3人でやろうと思うんだが、、」

「待って、やらないとは言ってない!」

お約束のやり取り。

ここまでが開会宣言である。


「素直じゃないんだから。で、今日5時から、各々の家から接続してください。合言葉は『現在進行形の死』です。パーティ名は「dying」です」

なぜか敬語になる応田。

「『dying』?この前は「killing」で、その前は「boxing」だったじゃん。野蛮すぎんか」と池田が正論をぶっ放す。

「帰れ。正論は嫌いだ」

あからさまに顔を顰めた応田。

「てかもう話すことないわ」


「と言うことで、解散!」

と解散命令を出す早生井。

「はい、いいとこ取りニキ誕生。ぱちぱちぱちー」と松屋が冷やかす。


しかしもう早生井は応田、御室と一緒に歩き始めているため、その声が届くことはない。

「お疲れ様。お前もはやく帰らんとできねーぞ?あ、持ってないか。ごめんごめん」と池田。こいつは家が会議場から徒歩2分。余裕なのだ。

「煽り性能低い、、、ぼっちでやるからいいもん!」

と駆けていく松屋。それを見送ったのち、のんびり歩く池田。


そして、家に帰り、宿題をせずにVRを装着した5名。

まず、安全確認。その後、ゲームログイン。その後、利用規約に同意。そして、最初なので、キャラデザ設定。そしてようやく合言葉ののち、集まってゲーム。これのRTA世界記録は5分21秒22。それほどの時間がかかる代物なのだ。ここにバリオのクソゲーっぷりが垣間見える。

「右手、よし。左手、よし。」安全確認をする5人。なお、頭以外に何もついていないが、これを言わないと始まらないのだ。

「ゲーム、ログ、in!」

これが、入るためのパスワード。打ち込み時間が3秒を超えると最初から。

「キャラデザは、ありません」との表示。今回はキャラデザは統一なのだろうか。

「dying」

合言葉を呟く5人。合言葉は25dB以上だと検知されない仕組みなのだ。

 5人が合言葉を呟いたと同時に《転送…完了、付与…完了。ゲームスタート!》と言う声が遠くの方で被さって聞こえた。

誤字報告、訂正、疑問などありましたら、遠慮なくコメントしてください。

できれば、星ください。

こんな文を面白いと思ってもらえたなら、光栄です。

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