ミッション確認
「部屋の中を装飾したりするの?」
「装飾か…」
(確かに装飾したい気持ちは山々なんだけど…)
「俺はデザイン力ないし今は良いかな」
「そっか…」
「カロちゃんは装飾したりしないの?」
「する予定よ」
(まあそうだろうな。カロちゃんは小さいから大変だろうしな)
「凪は何かするの?」
「う~ん…ミッションでもやろうかな」
「ミッションをやるの!?」
「え…なんでそんな驚いてるの?」
「だってあんなにやりたくなさそうだったのに自分から『やろうかな』って
言ったからさ」
「めんどくさいけどやらないと強制労働なら自分からやったほうがいいかなって」
「確かに…」
「あとはいろんな管理人と話してみたいって思ったしさ」
(あのクソガキのおかげでちょっと管理人に興味が出たんだよな~)
「そうなの…じゃあミッションやるの?」
「うん。終わったらインテリアコーディネートでもしようかな」
「インテリアコーディネート?」
「あぁ。部屋の装飾をしようかなってこと」
「それを凪が住んでいた世界では、インテリアコーディネートっていうのね」
「そう!そう!そういうこと!」
「へぇ…凪が住んでた世界って面白そうね」
「確かにね…いろんな言葉があるから面白いよ」
(その代わり覚えるのはめんどくさいけど…)
「私も凪が住んでた世界行ってみたいな」
「カロちゃんが行ったら驚かれちゃうよ」
「なんで?」
「だって浮いてる子がいたら驚くでしょ」
「え…凪の世界って浮いてる子とかっていなかったの?」
「いるわけないじゃん」
「そうなんだ…じゃあ私は行ったらやばいね」
「そうだね」
俺は自分の部屋をインテリアコーディネートしたい気持ちもあったが
ミッションを先回しにした。
「そしたらミッション確認しようかな」
「そうね」
俺は管理室に行った。
(えっと次のミッションはっと…)
『due:異空間に行き、5km走る』
(え…ランニングってこと…)
「う~ん…インテリアコーディネートでもしようかな」
「え…やらないの?ミッション」
「いや…辛そうだなって」
「そんなに?」
「だって走るだよ?辛すぎる…」
「でもいずれはやるのよ?」
「確かに…」
俺はその言葉に納得をした。
「じゃあやっぱりやろうかな」
「うん!頑張ってきてね!」
俺はミッションテキストボックスと同じ枠にある『承諾』を押した。
その時、前と同じように俺を強い光が包み込んだ。
(はぁめんどくさそう…)
俺は目をつぶった。




