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名前は、まだない  作者: 青山春野
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 ステマではないですが、最近とあるシリーズの小説あるいはライトノベルを読み始めました。

 続きはWebで(そりゃそうだ)。

 なんにせよ正解は次話で。



 ……次話も見てくれって遠回しに言っているワケではなく――いや、ちょっとは思っ――いやかなり思ってます。なので見てね!

 それと投稿遅れた理由は『いつものアレ』です。

「は、はぁ…………分かりました?」

 疑問形で答えるアリサさん。不覚にも可愛い――というより普通に可愛い。鉄面皮な美人さんが動揺している姿ってのはかなり需要がある事を知ったと思う。案外自分も『そういう感情(?)』があるのだと教えてくれたのかも――思い知らせてくれたのかもしれなかった。

 そんな、とある主人公達だったら「戯言だ」と呟いたり「嘘だけど」とオチをつけたりこんな幻想はぶち殺してゆくのかもしれない事をだらだらと能書き(?)される内容を最後に。自分とアリサさんは主な内容――情報交換をすべき内容を共に話し終え、後は静かに雨に耳を傾けていたのみだった。これは読書をしている時と似た――なんだろうか。

 全く揺れないこの後部座席の『小部屋』の中央に設けられたテーブルに置かれた、どこから出したのか素人目で高いと思わせる透き通ったグラスに、とくとくとジュース注がれた。おそらくジュース。自分は未成年だから絶対ジュース……だと、思う。

「矛盾してる……」

「?」

「あー、いやなんでもないです」

 さっさと誤魔化して、自分は正しいかも分からない持ち方でグラスを持つと、グラスの内側で少し揺らぐ液体に鼻を近付けた。ミックスジュースのようだった。それと高そうって事くらいしか自分の安上がりな嗅覚では知覚しえなかった。

 口に運ぶ。

「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………美味しい」

 …………イヤ本当にそれしか言えない。

 そんな有無を言わさぬ旨味だった。

 動揺も感慨も湧かない――「もうコレは美味いものだ」とハナから、本能から知っていて、模範解答で絶対の正解を知って「やっぱり合ってたのか」と改めて知ったような。味を占めたというか味が占めたというか。そんな、甘味とまろやかさ、そしてアクセントの酸っぱさが上手に――神がかり的に効いていた液体だった。

 無感動に感動した。

 いや、感動に無感動になったと言うべきか。

 まぁ、あくまで個人の感想なのだけれども。

「…………」

 少なくとも。

 今のこの怠惰な回想でも味を覚えているくらいには美味しかったというワケなのだった。

 コレは戯言でも嘘でもぶち殺されるべき幻想ではないのだとも。

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