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〜迷子の子猫ちゃんと遭遇、クエスト発生!?〜

一息ついてもう一度辺りを見てみた。江戸時代風とは感じていたが思わず二度見した。街並み以上に驚いたのは、そこには普通の人間に混ざって猫耳のある人、もふもふの尻尾がある人が闊歩していた。自分以外、誰も驚いたりしてないところを見ると、そういう世界なんだと理解した。ゲームを多少嗜んでいたので異世界を受け入れたのは早かった。しかし、これからどうしようか途方にくれていた。ゲームならチュートリアルがあるのだがとフラフラ歩いていた。そしたら目の前に艶々の黒髪に猫耳の付いた美少女が立っていた。

「わーん、お父さん、お母さんどこ?」

大泣きしているところを見ると迷子だろうか。

「仕方ないな」

元来のお人好しが彼女を助けると決めた。彼女に一歩近づいたその瞬間、彼女の耳が「ピコン」と立った。あ、警戒された。

「これは猫を飼っていた僕にもってこいのクエスト発生かな」

まずは目線を低く合わせて優しく声をかける。

「僕はのぶひろ、君のお名前は何ですか」

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