表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強ケンカップルのお話  作者: koruta5


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/15

初デート



 


「明日尚哉と遊びに行ってくるねー」

 お母さんに話してみた

「あら、デート?かわいい服で行かないとね!!」


 私の部屋に行き服を選び始める

「これ!これにしなさい!唯一ある可愛い服だから」

 トップスは肩にリボンがついたTシャツに

 スカートにも見えるようなキュロットタイプのショートパンツだった


「いや、足出さなくてもよくない?」

「えー、男の子が喜びそうじゃない?」

「えー、馬鹿にされそう……」


「なにしてんの?」

 こう兄とけい兄が部屋に入ってくる


「明日、尚哉くんとデートなんだって!」

「お母さん!!!」

 なんでお兄ちゃんたちに言うの!キッっと睨みつける


「いつの間にそういう仲になった!?笑」

「もー、言わないでよ……」

「ごめーん!ありちゃん、お小遣いあげるから!ね?」

「夏祭り会ったぞ笑」

「言ってた笑」

「ありさ、振られんなよ?笑」

 けい兄が茶化してくる

「うるさい!もー、あっち行ってよ」



 結局お母さんが決めてくれた服で行くことになった


 当日、朝早く起きて支度をする

 髪の毛を整えてリビングに行くと

「かわいい〜!足が長いから似合うっ!」

 お母さんから褒められて嬉しい



「行ってきまーす」

 時間になり家の前で待っていると

 尚哉がくる


「はよ」

「おはよ、」

「お前、まじかよ」

「なに?」

「スカート履いてんじゃん」

「スカートじゃないよ、これパンツになってるから」

「信じらんねー」

「着替えた方がいい?」

「いや、可愛すぎ」

 うそ、尚哉が可愛いって……

「服がな」

「なにそれ!」

「早く行こーぜー」

 尚哉について行きながら

 どこに行くのか聞いてみる

「今日どこいくの?」

「駅」

「で?」

「映画」

「なんの?」

「ありさが好きなアニメの新しく出たやつ」

「……それもう見ちゃった」

「は?そういうこと早く言えよなー」

「いいよ!もっかい見るし!」

「やだよ、違うやつ探そ」


 映画館に着き、他のものも見てみるけどあんまり見たいものがない……

「尚哉、せっかく考えてくれたのにごめんね?」

「隣行こうか」

 映画館の隣にスポーツやゲームができるレジャー施設があり、そこに行くことになった


 

「あはは!ちょっとまって、尚哉!」

 ゲームコーナーに行き、ミニボーリングをした後に

 今はローラースケートをしてる


 なんかもう、めちゃくちゃ楽しい


「お前さぁ、スカートでくんなよ

 チラチラしてんだろ」

「見えないからいいじゃん、別に」

「俺は見ないからいいけど他のやつが見んじゃん」

「見てるわけないじゃん、あんた馬鹿?」

「はぁ……」

「なんで怒ってるの?機嫌直して!

 もう足出してこないから!ね?」

「はぁ……」

「ため息やめてよー!」

「次いこー、次」

「次、バッティングしたい!」


 

「あー、ダメだ全然打てない」

「俺チラチラして集中できない」

「……変態」


 

 屋上に移動すると、フットサル、アーチェリー

 バスケの3オン3ができるようになっている

「さ、私は休憩して尚哉のサッカー姿でも見るね」


 自動販売機でジュースを買って尚哉を見ると

 ボールで遊んでいてそれをずっと見ていた

 はしゃぎすぎて少しボーッとしてしまう


「サッカー上手になったね笑」

「何目線だよ笑」

「尚哉先輩がんばってー!」

「キモいって」

「……好きなくせに」

「ばーか」

「私のどこが好き?」

「でけーケツ」

「ねーほんとキモい」

「あはは!」

 爆笑してるし……

 私そんなお尻でかいキャラじゃないんだけど笑

 ほんと、こっちまでつられて笑っちゃう



「アーチェリー行こー」

「おー」


「うわ!私めっちゃ上手いかも!

 尚哉ー見てー!」

「当たってんじゃん」

「いぇーい!」

「……」

「なに?」

 目線が足に行くのでキュロットを抑える


「服がかわいいなぁと思って」

「うざ!!」

「お腹空いたー」

「あ、ほんと、もう13時前だ」

「遊びすぎたな笑」

「行こっか笑」


 

 同じ施設内にあるハンバーガー屋さんで

 ハンバーガーとポテトを食べた

 


 その後、UFOキャッチャーをして

 尚哉が大量のお菓子タワーを倒して

 袋いっぱいのお菓子と共にバスで駅まで向かう



「尚哉、はいっ」

 バスの中で隣に座ってる尚哉と

 不意打ちで、写真を撮る

「写真好きでしょ?」

「……おー」

「手繋ぐ?」

「……ふっ、なんでそんなノリノリ?笑」

「…嫌?」

「みんなに見られるの嫌じゃなかったっけ?」


「知らない人ばかりだから気にならない」

「あっそ」

 

 手をきゅっと握られて

 尚哉が窓の外を見つめてる

 横顔が夕日に照らされて赤くなって見えた

 

 繋いだ手から尚哉の好きが伝わってくるような気がして

 ドキドキして急に恥ずかしくなってくる

 何これ、私、もう、めちゃくちゃ好きみたいじゃん……



「クラスのみんなにはまだ内緒でもいい?」

「なんで?」

「ひかりちゃんとかに悪いし……」

「あー……」

「後、かなこちゃんも怖い」

「あぁ、、」

「それにサッカー部の人に茶化されるのも嫌」

「……それな」

「しばらくまだ内緒ってことで」

「………いつまで?」

「わかんない、バレたらその時はその時で」

「まー悪いことしてるわけじゃねーしな」

「うんっ」


「明日部活?」

「うん、午前練」

「午後からうちこない?」

「……いいけど、宿題終わった?」

「……まだ」

「宿題終わってから会おっか笑」

「……まじか、はぁ……」

「私、あと読書感想文と、硬筆だけだから笑」

「おま、ずりーぞ」

「何がずるいの?笑」

「だりぃ……」

「遊びたかったら早く終わらせてね

 夏休みも終わっちゃうよ〜?笑」

「……その余裕の感じムカつくな笑」

「へへ〜」



 尚哉の肩に頭を乗せてみると

 ビクッとされた笑



 最寄駅に着いて、家まで歩く


「はぁ、なんか足重いんだけど」

「ローラースケートとかで

 ハメ外しすぎた?笑」

「尚哉痛くないの?」

「多分」

「元気だねぇー?」

「映画は今度なー」

「うんっ

 今日の格好お母さんが決めてくれたんだけど

 お兄ちゃん達に尚哉とデートすることバレちゃった笑」

「まじで?!おばさんも知ってんの?」

「お母さんには話した笑」

「俺しばらく顔合わせれないわ」

「なんでよ!、笑」

「恥ずかしすぎんだろ」

「ねー、どこで恥ずかしがってんの?笑」

「こうくんけいくんにも会いたくねーわ」


 

「誰と誰に会いたくないって?」

「尚哉〜」

「げー!」

 もうすぐ家に着くというところで

 部活から帰ってきたこう兄とけい兄に会った


「おかえりー」


「お前らデートって言うから心配して急いで帰ってきた笑」

「絶対心配じゃねーだろ」

 尚哉が毒付いている

 

「ありさのこと泣かすんじゃねーぞ笑」

「こいつが調子乗ったことしたら振ってやれよ笑」


 こう兄は優しいけどけい兄はいつも意地悪なこと言ってくる


「にゃおやはいつ見ても可愛いなぁ」

「だー!ありさ助けろよ」


 

「ほら、早く入りなよ!

 尚哉、ばいばーい!またね」

 ぐいぐいとお兄ちゃん達を引っ張って玄関に誘導する

 玄関を閉めると

 

「どうだった?」

 こう兄が聞いてくるので

「めちゃくちゃ楽しかったよ〜」

 初デートの話を2人とも優しい顔で聞いてくれた



 




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ