表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
全てを超えた存在 〜彼は何を見るのか〜  作者: チカフジアース
1つ目の世界

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/25

キバナ視点 -生きててよかった-

今回はキバナの視点です、今回はいつもの倍以上なので楽しんでいってください


(私は・・・私はどうなるんだろう。)

いつも怯えて生きてきた、物心がついたときから奴隷の身分だった。


「おい!さっさと歩けこののろま野郎!」

ーバシン!ー

「うっ!」(痛い・・・怖い)


ムチで打たれるのはほぼ毎日だった、涙を流しながら我慢をしてきた。痛い思いをして怖い思いをして、

 (私は死んだ方がいいのかなぁ)

そんな私にも心の支えがあった


「大丈夫だよ・・・今降りかかってる今の残酷な現状も、絶対に報われる日が必ず来るから。だから、一緒に生きよう」


私の姉のような存在。私は猫の獣人でこの人はエルフだけど、本当の妹のように私をいつも心配してしてくれた。私を庇っても自分が痛い目に遭うのがわかっているのに、どうしていつも助けてくれるのか聞いてみた。


「妹が欲しかったから・・・かな」


顔を赤らめて答えてくれた。私は涙を流していた事に気づくなのが遅れた、それだけ嬉しかった。

エルフの人・・・いや、『お姉ちゃん』は抱きしめて撫でてくれた。

その日から私はお姉ちゃんに助けられる毎日だった。


「私お姉ちゃんを助けたい!」


少しでもお姉ちゃんの肩代わりになりたいと思って、頭も悪い私はお姉ちゃんをどう助ければいいかわからないから、痛いのは嫌いだけど獣人の強い身体で守れるくらいしたい。


「・・・私はいつも助けてもらってるわよ」

「え?」


私はお姉ちゃんを助けた覚えがない。いつも痛い思いをして私のことを守ってくれていたのに、どうして?

お姉ちゃんはニコッと笑い、私を抱きしめて言ってくれた。


「あなたがいるだけで、あなたが私にお姉ちゃんと言ってくれるだけで本当に助けられているんだよ。私の・・・かわいい妹なんだから」


ジッと私を見て言ってくれた、涙目になって私はお姉ちゃんを抱きしめ返した。


「あら!?、もうどうしたの?」

「うんうん、なんでもないよ。ただ・・・ただ私は・・・お姉ぢゃんの・・・妹になれて・・・グスン」


自分が何を言ってるかわからない、でもお姉ちゃんはずっとそばで聞いてくれた。


また私は、お姉ちゃんに助けられた。ここ最近私は浮かれていたんだと思う、そのせいでまた怒られ鞭打ちされてしまった。


「さっさと並べや!このノロマがぁー!」

「ご、ごめんなさい」

「申し訳・・ございません」

お姉ちゃん・・・本当にごめんなさい。


「おいそこの店主」


男の人声が聞こえて私とお姉ちゃん、店主もその声の方を向いた。優しそうな顔つきの人だった、だけどどこか怒っているような雰囲気も感じた。


「その子たち、いくら?」


私達を買ってくれる?・・・どうして、怒られていたのにどうして?。 お姉ちゃんの方を見てみたが多分同じことを考えていたと思う。出来損ないを買うよりも優秀な子を買う方が長持ちも良いし、お金だって稼げるのに。


「2人で金貨30枚だ」


私は唖然とした。私に金貨を出す価値はない、私の身体は獣人の力で強化できるけど魔物を倒した経験がない、夜の相手でも貧相な体をしている。

この方が『エルフの方を買う』と言えば金貨は安くなってお姉ちゃんの方を買うだろ・・・お姉ちゃんと離れ離れになるのはやだよぉ。

私は涙を堪えるしかない、お姉ちゃんはそれに気付き私を抱きしめてくれた。この抱きしめてくれるのももう終わってしまう、男の人は私達を見て。


「わかった」

「へへ、毎度あり」


男の人は惜しみなく金貨30枚を出し、私達を買ってくれた。私は固まってしまった、お姉ちゃんは安堵していた。そして私はやらかした、固まっていたから


「おい!グズグスするな、立て!」

「くぅ」


腕を強く握られ強制的に立たされる、やっぱり私は頭が悪いなぁ。お姉ちゃんも「すいません」と言いながら立とうとする時、 ガシ!っと鈍い音が聞こえて私は音の方を見た。


「おい、乱暴に扱ってんじゃねぇよ。こいつらはもう、俺の物なんだぞ。」

「ヒィ!」


怖い、だけど優しい。私はそう思ってしまった。

鈍い音は、男の人が奴隷商の人の腕を強く掴んだからだ。私やお姉ちゃんに鞭を打っていた人がこんなにも怯えるところは初めて見た。そして手を強制的離され


「行くぞ、お前たち」


私達には、優しく言ってくれた。

私達は「「はっはい」」と言ってついていくと、奴隷商の人は慌てて声をかけてきた。


「おいあんた!、まだ契約魔法をかけてないぞ!」


奴隷が逃げ出す可能性があるから、奴隷契約は必要不可欠だ。私とお姉ちゃんもそれに気づき、男の人に・・・『ご主人様』に言おうとしたら


「 そんな物、必要ねぇよ」


そう言い、私たちを連れて行った。ますます私はご主人様の事がわからなくてなった。

それから、冒険者ギルド言って「登録してくるから、ここで待っててくれ」と言われまった・・・いやいやどうして!?。逃げるかもしれないのに・・・お姉ちゃんも戸惑っているけど、逃げる事はしなかった。途中から冒険者の人が私達に声をかけてきだけど無視をした、そしたら無理やり連れて行こうとしたら。

'殺気を感じた,


「俺の物に・・・何してんだ」


ご主人様が殺気を出して言ってきた、私達を連れていこうとした人がすごい怯えていた、この人Aランクの冒険者の人なのに。ご主人様は・・・“何物なんだろう?”。

宿屋に着いて部屋に入り私達にご主人様は


「よし、これからの話をするからとりあえず座れ」


と言われ、床に座ろうとすると


「アホ!床に座るな。何のために椅子があると思うだよ」


私達はご主人様は何を言ってるのかわからなかった、奴隷が椅子に座るなんてありえない。戸惑っていると「いいから座れ」と言われ私達は座った

そこから私たちは話し合いをした、ご主人様の名前は『ダイト様』と言うらしい。そしてまた驚かされた、

ご主人様の能力で古傷や汚れてた身体と服が綺麗になっていく。奇跡としか言いようがない。そしてご主人様


「お前たちはこれからどうする?」


このように言ってきたので


「「どうする?」」


私達は2人揃って言った、奴隷は主人が死ぬか奴隷が死ぬまで一生を共にすると教えられてきたから。どうしてこんな事を言うかわからなかった


「今俺の奴隷となっているが正直お前たちを奴隷から解放して自由になっても問題ないと思っている、お前らを助けたのは俺のエゴだからなぁ。お前らが決めろ、これからどうしたいか」


契約魔法はしてないとは言え奴隷には変わりないのにそれでもご主人様は私達の意見を聞いてきた、不思議な人だからなのかご主人様が気になってしょうがない。私はお姉ちゃんの方を見るとお姉ちゃんも同じ考えだった。私達は


「私は、あなたについていきたい」

「私もです」


あ・・またやらかしてしまった、言葉遣いを改めて直そうとするとご主人様は


「ふん、取り敢えず鍛えて一人前になれるようにしてやる」


と言ってくれた。怒ってない、それよりも私達自身を見てくれてるようだった。私は決意した、ご主人様の役に立つと。

服を買いに行くのでお供しようとすると断れた、残念がってるとご主人様は「その格好で歩かせるのは流石にいけない」と言い行ってしまわれた。行く前にお姉ちゃんと息が合って『姉妹』のように育ったといたったら少し寂しい顔をしたがすぐに優しい顔になり言ってしまった。


「お姉ちゃん、ご主人様はすごい優しいひとだね」

「そうだね、運が良かったんだね」


そして私は眠気に冒されていた、お姉ちゃんは「寝ていいよ、私が起こすから」そう言ってくれて私は寝てしまった。


起きたらご主人様が帰ってきていてびっくりして土下座したがご主人様は「気にするな」と言ってくれたお姉ちゃんも寝てしまったらしいが許してくれた、服も私達が動きやすい服を買ってきてくれた。ぎこちなくありがとうを言ってしまったがお姉ちゃんは、「一生大事にします」と言っていた、私もそのつもりだ。

大袈裟だなと笑い私とお姉ちゃんの頭を撫でくれた


「にゃうん!」


初めてこんな声が出てしまった、だけどすごい嬉しかった。恥ずかしいと思う気持ちはあるけど嬉しかった。そしてご主人様は、


「そろそろ2人に名前を決めないとなぁ」

「「名前ですか?」」

「あぁ、いつまでもお前たちとかは俺もやだからな」


私は言葉が出ないほど嬉しかった、お姉ちゃんも嬉しいはずだと思うけど、お姉ちゃんは


「私達は生まれた時から物扱いでした・・・本当にいいんですか」


こう言ったお姉ちゃんに私も確かにそうだと思った

涙目になるほど嬉しいはずだ


「当たり前だ」


こんな事当たり前だろと言ってるみたいだった、私とお姉ちゃんはご主人様に抱きついてしまったそして泣いた。ご主人様は、私達が泣き止むまで待ってくれた。

泣き止んだ後、私達は謝った


「申し訳ありません」

「お見苦しい所をお見せしまい・・・」


どのくらい泣いたかわからない、でもご主人様は


「謝る事はない、取り敢えず2人は落ち着いたか?」


優しく接してくれた、そして私達に名前を付けてくれるそうだ。


「名前の事だが要望とか無いか?、正直俺は名前のセンスは皆無だぞ。」


と言ってくれたが私達は


「「ご主人様につけて欲しいです」」


やっぱりお姉ちゃんと息が合った。

そして名前が決まった。


「お前は”キバナ”」


お姉ちゃんには「お前は”ネモフィ”」と名前をもらった、「キバナ」私は魂に刻み込むように言った、どうやら私達の目を見て花の名前を連想して付けたそうだ。


「とても嬉しいです」


私は、お姉ちゃんが言ってた『今の残酷な現状も、絶対に報われる日が必ず来るから』。本当にそうだった。

"本当に生きててよかった" 私は今生を噛み締めている

これから私キバナという名前を与えてくれたご主人様と、私を守ってきてくれたお姉ちゃんと生きていくと誓った



詰め込みすぎましたかね(汗)

でも過去から今を書くからやっぱりこのぐらいにはなるかなぁ(汗汗)

そして気づきましたか、未公開があったのを。

視点変更があった場合は、こう言った主人公視点ではなかった事も書けたら書こうと思います

そして次は、もうわかりますよね〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ