第十一話-鋭利な刃-
今回は短いです
某ゲームの配信で忙しいんだっ
「師匠…今日はどこに行くんですか?」
ミラーが襲撃する数ヶ月前、リヒト達はとある街に来ていた
「あぁ…今日はリヒトの新しい武器を買いに行くぞ」
「武器…ですか?」
「あぁ、あのナイフじゃ、少し心もとないからな。あたしの知り合いの店に行く」
「師匠って…知り合い多いですよね。」
「いや?そうでもないぞ、大体が学生時代の知り合いだからな。」
そうして歩いていると、鍛冶屋の前についた
中はこじんまりとしているが、カウンターがあり、周りには武器達が並んでいる
「よぉアルマ、いるか?」
カウンターの奥の部屋から、男が出て来る
「あれ、レオンさん?」
「久しぶりだな」
「お久しぶりです。それで、今日はどのようなご用件で?」
「あぁ、今日はあたしの武器の調整と、リヒトの武器の刻造を頼みたくてな。」
「なるほど…お任せください。」
そう言って、男はリヒト達を奥の工房へと案内する
「先に、リヒトさんの武器から始めましょうか。リヒトさんは情熱型ですね?」
「はい、そうです。」
「なるほど…ところで、リヒトさんは刻造について、知っていますか?」
「いえ…師匠から一度聞いたことはあるのですが、あまり理解できていなくて…」
「なるほど…それでは、見ながら学んでもらいましょう」
そう言うと、アルマは刻造の準備を始める
「まず、刻造というのは、技巧が刻み込まれた武器を造る、ということです。
では、工程を説明させてもらいます」
アルマは炉の中に鉱物を放り込んでいく
「まずは、通常の鋳造と同じように、素材を溶かし、形どっていきます。」
「今回は、扱いやすく、耐久性があり、技巧が刻み込みやすいアルディニウムを使います。」
鉱物が溶け、炉の中が赤く光る
「リヒトさんは普段、どんな武器を使用していますか?」
「えっと、ナイフ…ですね。」
「了解しました。」
ドロドロに溶けた鉱物が、火花を散らしながらナイフの形へと整えられていく
その光景は、力強く、神秘的であった
そして、ナイフがそこにできていた
「ここまでは、通常の鋳造です。なので、ここからは技巧を刻んでいきます。」
アルマは道具を取り出す
「今日はレオンさんが居るので、助力をお願いできますか?」
「あぁ、わかった」
特殊な道具で、アルマがナイフに記号を刻む
記号は火花を散らしながら少しずつ一つの形となり、技となる
「アルマ、もう少し右…そう、そこだ。」
「もう少し出力を上げましょう」
そのようなことをしているうちに、どうやら完成したようだ
「これが…リヒトさんの新しい武器です」
煌めきを放つその鋭利な刃は、透き通るほどに綺麗で、美しかった。
リヒトはナイフを手に取り、よく眺める
「よく馴染みますね…」
「刻み込んだ技巧に関しては、また後で話そう、で、名前はどうする?」
「え?僕が決めるんですか?」
「当たり前だろ、リヒトが使うんだから。」
「そうですね…名前は…」
そうして新しい武器を手に入れたリヒト達は、修行を続ける
ミラーに勝つために
やっぱ鍛治士は必要だよね




