水の型
次の日の朝、クランメンバー+ジュリ姉さんを連れて、ジャックに会いに行った
『兄さん、勇者様ってどんな人』
「俺に似ている人かな」
洞窟の中、広い場所に着いた
「よう、ジョーカー」
ジャックの出迎えだ
「これが初代勇者のジャックだよ」
「今回は全員連れてきたようだな」
『初代様、初めまして ジュリと申します』
「俺の子孫だな、それに鍛えられている 強いな」
『いえいえ、ご謙遜を』
「ジョーカー、あっちのボインな美人な子が吸血鬼か」
「そうだけど、その言い方止めろよ俺の女だぞ」
『初めまして、セルフィと申します、兄さんのお嫁さんです』
「ジョーカー、可愛い子じゃないか」
「妹分から妻になっただけだよ」
『初めまして、シェリーと申します』
「彼女も鍛えられているね」
「頑張り屋で努力家だからね」
『初めまして、アカーシャと申します、カーシャとお呼びください』
「魔力保有量がすごいね」
「血を媒体にして戦うからな」
『お久しぶりです、ジャック様』
「エリスちゃんも元気だね、よかったよかった」
「エリスに馴れなれしいぞ」
「俺とモニカの子孫だからな俺の子供みたいなものだろ」
「俺とかジュリ姉さんも子供みたいなものだろ」
「何を言っているんだ、お前は今は俺の弟子だろ」
「剣舞を習っているし、そりゃそうだな」
「お前も子供が産まれたらわかるぞ、俺は曾孫まで見たな」
「今日の修行は俺が見てやる、相手をするのはジョーカーの役目だ ジョーカーは剣舞の型だけを使え指示は俺がするから勝手に属性変更はするなよ」
「わかったよ、あの剣の名前あるのか」
「八極式エレメントセイバーだ、仲のいいドワーフの友達と完成させた剣だ」
カルデ村に帰ってからパムさんに見せてみるか
「セルフィちゃんが最初だ、ジョーカー、水の型だ」
中央の岩に刺さっている剣を引き抜き、水の型の形に変化させる、刀だが、白炎狐は太刀と呼ばれる長さで、こちらは脇差しと呼ばれる長さだ
中央で俺とセルフィは武器を構えて、向かい合う
「はじめ」
ジャックが開始の合図をした、俺はセルフィに近づき、攻撃を仕掛ける
剣舞といっても、技や剣技を舞のように放つのが、剣舞であり 実戦で試してみろだなジャック
水の型 突波 水を纏った刀で突く技だ、突きと同時に水流が真っ直ぐに発射されるため、遠距離技としても使えるが今回は足場を濡らすことに意味がある
セルフィは盾で受け止め、水流により後ろに下がる
セルフィは盾を構えている、カウンタースタイルだ、こっちにはカウンター対策がある
セルフィに接近し、下段から上斜めに切り上げる、刀から溢れ出す水を巻き上げて、セルフィは盾で受け止め、パリィをしたが、感触がない 巻き上げた水が盾に当たったからだ、俺はセルフィの背後にたち、刀を突きつけた
『参りました』
「ジョーカー、最後は見事だ」
水の型 水鏡を使っただけだ、巻き上げるための水を作れればそれなりに出来る
「セルフィちゃんは受けに寄り過ぎてたね、本来の回避タンクならもう少し粘れていたと思うぞ」
ジャックはセルフィが回避タンクだと見抜いていた、あとで聞いてみよう
「10分後、次はシェリーちゃん、ジョーカーは土の型」




