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六十六番槍 一生に一度の笑顔

一生に一度しか笑わない。


あなたにはできますか?


私には不可能です…。

越後には、全く笑わない無口なお殿様がいた。


上杉景勝。


戦国最強ともいわれた上杉謙信の養子である。



ある日のこと…。


「ほれほれ。んっ」


景勝がペットのサルを可愛がっていた。


しかし景勝は無表情。


本人は楽しいのだろうが、表情からそれを伺うことはできない。


暫くサルと遊んでいた景勝だった。


するとサルは…。


景勝の頭巾を手にとったかと思うと、それを被った。


そして木の上にヒョヒョイと登り、手を合わせて頭を下げた。


普段景勝がやっているお辞儀を真似したのだ。


それを見た景勝。


「ふふっ…!」


笑った!

無口で笑わないことで有名な景勝が笑った!


しかし…。


「う、うわぁ~!お、お助けー!」


景勝の笑顔がメチャクチャ怖くて逃げ出した。



この笑顔が、上杉景勝の一生に一度の笑顔となった。

景勝は無口で笑わない!


ある意味怖い…。



本文ではサルは景勝のモノマネしたと書きましたが、謙信のモノマネしたという説もあるみたいです。


どっちでもいいですけど…。


景勝はかなり個性的なお殿様だったみたいですね。


景勝が謙信の跡継ぎになったのは武田勝頼が関係してたりするんですが…。


それはまた別の機会に!




挿し絵どうでしょう?


五円玉様も描きたいと言ってくれています。


嬉しい限りです!

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