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第8章-11

さらに苛烈さを増すバクライの攻撃


バクライ

「オラァ!!」

斬撃・雷が連続で放たれる


闇の王子

「・・・」


【雷術・雷刃飛斬!!】

ドカン!と音を立て、雷が一発命中したように見えた。


モブ

「決まった!」

「当たったよな!?」

「さすが総大将!!」


バクライ

「・・・」

「!?」


煙の中から一瞬闇の王子の姿が見える。

その次の瞬間、闇の刃がバクライの右目を切り裂く。

バシャア!と鮮血が噴き出る。


長髪がほどけて髪がばさっと下ろされる


挿絵(By みてみん)


モブ

「ああっ!」

「総大将!」

「目が・・・」


バクライ

「ちっ!!」

「やりやがったな、こいつ!!」

「ガハハハ!」


バクライはほどけた髪を邪魔そうに掻き上げ笑った。


闇の王子

「・・・」

少し服が汚れ始めるが、相変わらず瞳がわずかにも動かない。


バクライ

「へっ」

(さっきのも効かねえとはな・・・)

「この野郎、その鉄仮面をゆがませてやらねぇと気が済まねぇ!!」


ーーー

バクライが肩で息をする


バクライ

「ハァ・・・ハァ・・・!」

「ガハハ、さすがにつえーな・・・!」


モブ

「総大将・・・」

「めちゃくちゃだ・・・これが、闇の王子なのか・・・」


闇の王子

「・・・」


バクライ

「おい、鉄仮面」

「一つ聞かせろ」


闇の王子

「・・・?」


バクライ

「なぜお前は帝国で、他の国を侵略してんだ?」

「お前ほど強えやつが、わざわざ国の名声だの肩書きだのに興味があるとはおもえねえ」


闇の王子の呼吸が一瞬止まる。


闇の王子

「・・・」


バクライ

「・・・?」


静寂が訪れる。


サムライ国兵

「な・・・なんだ・・・?」


小さく闇の王子の口が動く。


闇の王子

「・・・お・・・」


バクライ

「あん?」


闇の王子

「おれは・・・」

「おれには・・・」

「・・・」


バクライ

「なんだよ、はっきりしねーな!」

二ッと笑う


バクライ

「まあ、どうでもいいことだな!!」


闇の王子

「・・・」

(おれは・・・)

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