帰ってきたエレーナとルイ王女
ミネルバ【炎の女精霊】
炎の上位精霊。紅の長く美しい長髪の精霊美女であるが、無類のおっぱい好きな精霊であり、炎と爆発を扱うエレーナと爆乳が気に入った為にエレーナに加護を与え、自らがエレーナの愛用の鞭に入り込んで使いこなすまでエレーナの胸の谷間を堪能していた。
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最西端の外れにある『精霊の棲みか』へ通じる魔方陣に通る事が出来る条件は精霊が興味を示した者だけが精霊からの試練を受けられる事ができ、その試練を乗り越えた者に力を貸すというもので、異空間から出ると既に魔方陣の周りではエレーナとルイ王女が民や冒険者達に囲まれているのが目立っていた。
特にルイ王女に至っては、もどってくると、直ぐ様マルセル国王とジズの元に連絡が届いたのでルイ王女はジズとマルセルに抱き締められていて苦しそうにしていたが、エレーナはミックス達は見つけると、進化したリザーナに驚いた表情を見せたのであった。
「おまっ!?えっ!?り、リザーナだよな!!? 」
「そーだよ? エレーナお疲れ様~♪」
「ハッハッハッ~いい女になりやがったなぁ~エレーナ様のパフパフで御褒美をくれてやろう~♪ 」
「あぁ~… 久しぶりのエレーナの爆乳に癒されるぅ~♪ 」
エレーナが精霊の試練を受けている間にリザーナは耳長族に進化していた為に驚いたが中身が全く変わっていなかった為かエレーナは尻尾をリザーナに巻き付けて近くに寄せると、自慢の爆乳の谷間にリザーナを埋め込んで得意のパフパフによってリザーナは癒されてた表情を見せたのであった。
しかし、ミックスはエレーナに興味をもった精霊の姿が見当たらなくて不思議に思っていると、エレーナは炎の女精霊【ミネルバ】から力を授かったと愛用の鞭から、紅の長く美しい長髪の精霊美女が現れると、エレーナとリザーナの谷間の間に移動してすっぽりとその場に収まってしまったのだ。
「そーいえば、エレーナの試練はなんだったの?」
「あ~…試練と言うか。ミネルバにパフパフして直ぐに契約できたんだけど、精霊を武器にして戦うコツ掴むのに時間が掛かったんだよ 」
「本当に戦力になるのか…? 」
「むっ…失礼なミノタウロスだな。僕はこう見えても炎の精霊の中でも上位の存在だぞ? 」
ミックスの言葉に不貞腐れた表情を向けると、エレーナは爆発と炎の魔法を纏った鞭の戦力技術をあげてきたから一戦やらないかと提案したが、メルディアがそこに待ったを掛けたのであった。
エレーナは不満な表情を見せたが、ガルディアの食料情勢を知ると、酒に合う肉が無いことにショックを受けており、模擬戦闘処では無くなってしまったのだ。
「取りあえずは、海辺の大都市近郊に高い城壁をミックスさんに作って貰って魚を確保する予定やけど…肉が問題やねん。弱い 野菜兎や 野菜鼠は東の草原におるけど、今のガルディア領土内を考えるとな… 」
「…つまりは北の山脈にいって飛竜達を狩りに行けば良いのか? 」
「まぁ、今後の事を考えたら近くの北の山脈に住み着いとる竜種が襲ってこんとは限らんしなぁ…こっちから討伐中のも視野には入れとるで? 」
「まぁ、それでも先に海辺の大都市近郊まで領土を広げるのはいいとは思うぞ? ガルディアを大都市にするのは良いが…。だが、他の国は良いのか?」
確かに食糧難になる前に、海の幸を確保する為に海辺の大都市近郊まで領土を広げて他から避難してきた民や冒険者達の領土拡大は必要であり、その数にあった食料を確保するのは必須であるのだ。
だが、ガーデンブルグ王国の出身や砂漠の国・アルバーナの民達から反感を買ってしまうのでは無いとメルディアに尋ねると、もう既にその2か国はガルディアへの移住を表明して必要最低限の物資をメルディア直伝の圧縮転移魔法陣盤を有効活用して建物や資源などを既にガルディア国内に移動させていたのだ。
その為、あと必要なのは醜小鬼達から護れる高い城壁を作り上げて攻め混むのを困難にする事が必要である為にミックスの膨大な魔力で造り出して欲しいと懇願してきたのだ。
勿論だが、ローガンや幻獣神達もメルディアの提案を承諾している為に後はミックスが実行すれば良いのだが、問題は精霊に導かれなかったゴリガンやサビーヌ達、冒険者や騎士や兵士達はミックスが幻獣神の力を使用してミノアの大迷宮を作り替えた【幻獣神からの試練】で鍛えている最中である為にいざと言う時に戦える者はミックス、リザーナ、エレーナ、シルビア、メルディア、その為の族長達やその護衛達だけであるのだ。
「つまりは早めに攻め混まれても良いように城壁を造り出して備えるわけだな? 」
「せやね…エレーナはんとルイ王女が無事に戻ってきてくれたおかげで戦闘も上がったしな。ミックスはんにちょっと頼らせて貰うで?」
「この際、リリスの力を使って城壁を造り出して覚醒に必要な信頼関係をあげるのにも良いかもしれないな… 」
「よ~し、久しぶりにメルディアにこき使われるゾー!!! 」
元々、メルディアは人の長所を活かした采配はこれまでも何度も助けられてきた為に、リザーナはメルディアにこき使われる事は良いことだと認識しているのだ。
メルディアの圧縮転移魔法陣盤を使用して海辺の大都市近郊に移動すると、リザーナは直ぐ様、ミックスと接吻をして戦斧の大きな斧刃に魔闘法の要領で魔力を集中させて地面に思い切り突き刺すと、南側から北の山脈までを遮る巨大な城壁を1発造り出して見せると、メルディアは微笑みながら拍手をリザーナに送ると、柄の部分を肩に回して自慢げに誇っているリザーナを見てエレーナは進化して変わってないとケラケラと笑うとメルディアもつられて微笑んでしまったのであった。
ルイ王女の方の精霊は近いうちに設定と活躍の場を書きます。




