リザーナの覚醒魔王への道(5)
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ミックスはリザーナが満足するまで魔力を体内に送り続けてようやく満足してくれたが、格好が裸になってしまったので、シルビアとキームに中には入って貰う事は可能かとベヒーモスに尋ねると、ベヒーモスは空間を開けて、シルビアとメルディアとアラーネ、そしてキームを含めてたドライアド達が入ってきたのだ。
「り、リザーナさん!?だ、大丈夫ですか!?」
「満足するまでシて貰ったから大丈夫!!!」
「ほほぅ…ん?けど、精液は着いてへんな~…チューだけか。つまらんなぁ~ 」
「さっさと服用意してやってくれ…つーか、こんなにも…」
余程リザーナがリリスの力に溺れてしまって変わってしまわないか心肺だったのだろう。
耳長族に進化して背丈も伸びてしまい、すっかりと『大人』の女性になってしまったリザーナに似合う服としてアラーネは自らの魔力を豊富に含んだ糸で案で作ったレオタードや下着類を用意して持ってきてキームやシルビアも成長したリザーナに合う服を見繕って持ってきてくれたのだ。
リザーナは直ぐ様、着替えると、前まで来ていた革鎧やホットパンツをまた着たいというのでシルビア達にお願いするとシルビア達は微笑んでそれを承認したのだ。
「けど、こっからが大変やろうな~リリスの力を使いのなすだけでもたいへんやのに、幻獣神の力を持ったミックスはんが相方やと… 」
「そこは大丈夫だよ?ミックスの魔力を体内に送り込んで貰ったから… 」
「あー…リザーナはんが奪うんやなくて、ミックスはんが与えたっちゅーことか… 」
「まぁな…けど、実際まだリリスの力を使った修行自体も出来ねぇけど醜小鬼達は攻めてきてねぇのか? 」
リザーナが着替えてる間にミックスはメルディアから外の状況を得ようと尋ねたが、魔物達を使った宣戦布告以降、帝国の城から動き出す気配はなく、東の渓谷にも大群を動かしていないというのだ。
最後の砦である怪物・黄金の三首持つ蛇とはまだ戦闘を行っていないというのだ。
おそらく、シードラゴンなどの竜種を倒した醜小鬼達と子作りに励んで戦力をあげる方針なのだろう。
実際にゴブリン・マドンナや鬼人族の雌の個体で最上位種【オーグレス】に醜大鬼の巨人の雌が複数確認されている為により強い醜小鬼を増やしいたい筈の為、おそらくは産まれて戦力になるまでは攻め込んでは来ないと考えているが、警戒は怠らないという。
ミックスがメルディアとはなしをしていると、着替え終わったリザーナが新しい服を見せに着たのだ。
アラーネの糸で編み込まれたレオタードを中に着用し、特殊な繊維で編み込まれたスカートと魔鉱石を加工して作った女性専用の考案された鎧を装備し、履きなれていたロングブーツと愛刀であるサーベルを納める鞘をスカートのベルトに通した姿を自慢気に見せてきたのだ。
リザーナは何かいって欲しそうにミックスを見つめていたが、ミックスは特に何も言わずに定位置である肩にリザーナを乗せたのだ。
「せめて服の感想とか何かいってよ!!?ミックスは乙女心を全然わかってないよ!!? 身体も成長して服だって変わったんだからさ!!!」
「いや、俺が選んだ女がどんな格好しようが愛してやる事には変わりはねぇからいいだろ?
別にリザーナはリザーナが好きな服着て楽しんだらいいんだろ? そもそも、魔物で半裸の俺にファッションセンスを褒めれる様な眼力があると思うか?」
「それはそれで嬉しいんだけどさ~なんか感心持たれてないみたいだからやだー!!! 似合ってるの一言だけでもいいし、エロいねでもいいから言ってよ~!!!」
「ぷっ…アッハッハッハ~!!! よかったわ~二人とも強くなっても中身はまるでかわっとらんのやねぇ~なんか安心したわ~二人とも性格まで変わってまったらちょい複雑な気持ちやったからね…」
メルディアはミックスとリザーナの『変わらない』関係性を笑うと、その場にいた皆が唖然とした表情を見せたので、メルディアは『進化』して体格や魔力が大幅に進化すると性格や嗜好性が変わってしまう事のが多い為に 耳長族に進化してもミックスに我が儘を言うリザーナを見て安心したのだ。
もしも、リザーナが 耳長族に進化してリリスの様な知的で雄を堕落させるような性格になっていたらと想像するだけでも恐怖を感じた。
だが、その話を聞いていたミックスはそうなったとしても頭を鷲掴みにして力を込めて痛め付けるか拳骨を落とすなどして無理矢理にでも元に戻せばいいと肩で文句を言うリザーナの顔面を鷲掴みにして騒ぎ立てるリザーナを黙らせていたのだ。
幻獣神の地位に着いたとしてリザーナへの対応も相変わらずで『圧倒的な強さ』を手に入れたにも関わらず、この二人の関係性はまるで変わっていないことに安心感を覚えてしまったのだ。
「まぁ…ね?あ、今日、屋敷って誰か泊まる??私、500年したら抱いて貰う約束を果たして貰うつもりでいるんだけど… 」
「 耳長族に進化したから500年分の魔力を体内に溜め込んで生体になってるからな~念のため避妊魔法掛けておこうか?」
「幻獣神相手にその魔法効果あるのか? 」
「うちが知るわけ無いやんけ…けど、戦争おっぱじめる前にリザーナはんが妊娠するのが一番の戦力ダウンやけど…必要な行為なんやろ?」
メルディアはベヒーモスからあらかじめ聞いてはいたが、実際に自分の予想よりも早く進化を果たして幻獣神の地位を手入れたミックスを扱えるリリスの力はこちら側には大きな戦力になるために了承したのと個人的にミックスとリザーナの仲を取り持ちたかったので協力を申し出たのだ。
メルディアはリザーナに念のために避妊魔法を掛けて貰い一度、異空間から出ると、 耳長族に進化したリザーナの姿を見てエルフの族長であるラーゼルは驚きを隠せず、口をパクパクを動かしていたが、ローガンは明日の修行次第で大きな戦力を得るかも知れないと二人に期待することをきめたのであった。
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その晩、リザーナはミックスの寝床でもある洞穴に訪れていたのだミックスはリザーナが来たことを確認すると誰も入って来られない様に入り口を塞いだのだ。
念の為に空気孔や水桶は前々から準備はしており、屋敷に帰るとメルディア達に風呂に連れていかれて身体を綺麗に現れると、リザーナがくるまでに寝言を綺麗にしておけと言われたが、もともと干し草を纏めた簡要な寝床とランタンがあるだけで、後は飲み水のは入った樽があるだけで綺麗にしろと言われてする必要があるのかわからなかった。
ミックスは干し草を纏めた簡要な寝床に身体を預けるとリザーナはミックスの腹にダイブを決めていたのだ。
「結局お互いに進化して強くなっても何も特段と変わら無かったな…」
「ううん。本当なら【ミノアの大迷宮】で済まされてた筈なのに、ミックスが手を出さなかったからさ~ようやく手を出せるまでになったねって感じたよ?」
「確かに、初めてあった時から誘惑してきてたもんな。ようやくその誘いに乗ってやれる事には感謝するべきなのか? ミノアの大迷宮の財宝も無いのに…何か色々と地上でて変わった気がするがな 」
「まぁまぁ、私自身がしたかったし、やっとて感じはするからさ…お手柔にお願いしますって言っとけて言われたけど、主導権は私が握る!!!ヤらせろー!!! 」
ムード作りは絶対にメルディア達から0点を言い渡される自身があるが、元々接吻はリリスの力を使う為だけの行為であったが、愛する女との身体の交わりにリザーナとミックスはお互いに身を授けあったのであった。
この辺はセーフにしてくれ!!多分R指定15でギリギリいける範囲だろう!?




