かけがえないんだろう、と騙されてあげる
古典作品をもっと日常に。日々のよしなしごとを、古典作品を引きながら語るエッセイ。
かけがえないんだろう、と騙されてあげる
2025/05/01 12:10
兼好さん的ミニマリズム
2025/05/02 14:26
如雨露の水に弾く、朝顔
2025/05/03 10:34
紛らわせてくれる、あるいは誤魔化されているとも
2025/05/06 10:27
いくらでも仕込んでいけそうな朝
2025/05/07 10:18
その仕上がりに殊勝な気持ちになったり
2025/05/09 11:22
つれない態度の裏側を汲み取ってほしい
2025/05/12 19:10
緋色の服、ゆらゆら
2025/05/13 09:34
老婆心むき出しで声をかけたくなっちゃう
2025/05/17 12:22
お祈りします。南無。
2025/05/18 15:05
他愛ないものが、自分を満たしてくれる
2025/05/21 12:57
形代のような浄化作用もあるように思う
2025/05/23 10:37
ダジャレはオヤジだけの遊びにあらず
2025/05/25 15:11
潰れた蒸しパン風情で、失礼致します。
2025/05/28 10:35
それは遠き日を思い起こしたり。
2025/05/29 10:03
決して、自分を不為合わせとは思ってないけれど、共感しちゃうのだ。
2025/05/30 14:43
物語の上で、私は破滅する。
2025/06/02 15:02
すっかりその気だった私も、ようやく鎮圧されたのである。
2025/06/03 12:01
それは、桜に襲われる恋愛の物語
2025/06/05 11:25
残酷な物語は、アモラルな現実を浄化してくれる。
2025/06/06 10:54
私は奔走すればする程、空虚感が漂う。
2025/06/08 07:32
女の職場で、ヒエラルキーなんかもあって、私と一緒じゃん!
2025/06/10 13:16
幸せの形は、姫それぞれ。
2025/06/11 14:33
指から伝わる心に染みる感情は永遠に残るもの
2025/06/14 10:31
なんとなく習うように静かに家の中の空気を感じている。
2025/06/16 10:14
私に平安の姫の役など、勤まらなくて当然、むしろ、結構です。
2025/06/18 12:17
「よしなしごとですが、申し訳ない」と言われれば、逆に興味をそそられてしまう。
2025/06/19 11:47
黙っているとお利口さんに見えるから私は黙っていることにします。
2025/06/22 16:05
更級の月、闇夜に浮かぶ明月に、歌もひとつふたつ。
2025/06/23 13:53
日記を書くことで、自分を内省させ、不安を解消させていった。
2025/06/25 09:43
意地悪でなかったら、女の園で生きてはいけないのでしょうか⋯
2025/06/27 10:16
髪を解き、夜露に濡れる指先は―古今集
2025/06/29 09:48
香りと恋とを存分に混ぜ合わせ―枕草子
2025/06/30 06:54
織姫と彦星が夜空で出会う。その伝説に添えていくような霜の気配―新古今集
2025/07/04 09:01
音楽を聞く。色が横たわり、その関係の中に画布に描かれた風景があった―地獄の季節
2025/07/05 10:46
帆が風を受ける。やがて前進する船のように筆を乗せて。―マラルメ詩集
2025/07/08 11:16
いいキャラしてる! というところだが、自分がいいキャラしてたくないのだ。―源氏物語
2025/07/11 11:05
行き交うひとの中で、ドラマが起こる。詩になる。物語が始まる。―後撰集
2025/07/15 09:19
月だけが知っているその感傷を、私は共有し、片思いにも似た気持ちを胸に抱く。―古今集
2025/07/16 10:31
そんな少女時代の私が、懸命に百人一首の札を取り合ったこと。―古今集
2025/07/22 09:46
会う=結ばれた、という結果がついてくる以上、情のようなものがすでに芽生えやしませんか。―新古今集
2025/07/24 11:01
種として畑に蒔いてでた子葉。それが育ち詩として言の葉を茂らせる。―仮名序
2025/07/26 11:12
地味さが、侘しさが、こんなにもはしゃいでしまうしあわせなのだ。―灯籠
2025/07/31 11:13
(改)
でも、やってみたかったんです。そんなドラマな設定で。絵になるふたり! の予定だったんです。―徒然草
2025/08/07 09:41
ひとけが去って静かな今が、じんと頭の奥に溶けて、なんだか置いてけぼりをくらうような感じ。―拾遺集
2025/08/16 14:56
外へと換気された焼いた魚の脂の匂いが、通りへと流れると、外で遊んでいたきょうだいたちが帰って来る。―目黒のさんま
2025/08/17 11:07
ことばが現代に変化して、月は変わらない姿で、透明度を上げて表現されようとする。―新古今集
2025/09/01 09:28
家に籠もって、楽しい茶話会。うん。優しい思い出。―枕草子
2025/09/04 11:14