エピソード1:小学生時代ーはじまりー
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このエピソードは、私の小学生時代のお話です。
あれは小学5年生の頃だったか、私と幼馴染の男の子との噂がクラス中に広まった。
幼馴染とは幼稚園から一緒、よくじゅげむを歌いながらブランコで一緒に遊んでいたのを覚えている。
ただ、私の出身地が相当な田舎だったためなのか、幼稚園の人数自体も少ないうえに女の子の割合が多く、その幼馴染はいじられ、もう少し分かりやすい言い方をするといじめを受けていたような記憶もおぼろげにある。
幼稚園時代であるため、まだそう酷い’’いじめ’’では無かったと思うが。
その幼馴染との噂。
小学生ならよくありそうな、誰々が誰を好きらしい、そういう噂が流れ始めたのが小学5年生のころ。
そしてそのターゲットとなったのが私と幼馴染の’’かずくん’’だった。
「かずくんは、しえるちゃんのことが好きなんだって!」
「しえるちゃん、かずくんに告白されたんでしょ!?」
「かずくんとキスしたって本当?」
何度そんな質問を受けたことか。
休み時間、それが嫌になって空き教室に避難するも、普段は話しかけても来ない男の子達が追いかけまわしてきてまた同様の質問を投げかけてくる。
今となっては笑い話にできる、ただ当時は毎日が地獄のようだった。
噂を信じる同級生たちにも失望していた気がする。
『ああ、人間って根も葉もない噂を信じられるんだな』と。
また、私と幼馴染が標的にされたのはきっと、どちらも孤立した’’いじられキャラ’’だったからだろう。
私には小学生1年生のときから’’りなちゃん’’という親友がいたが、あれは小学3年の頃だったか…転校生の女の子がやってきた。
とても簡潔に語るとすれば、その転校生にりなちゃんの’’親友ポジション’’を奪われてしまったような感じ。
そして孤立してしまった私はいじられキャラでもいいから…と周りの女の子達に媚びへつらっていた。
昼休み時間中、空き教室のベランダに閉じ込められたときは流石に『飛び降りたら閉じ込めた同級生たち先生に怒られるかな…』なんてことを思ったのを覚えている。
幼馴染に関しては、小学校入学して暫くしてから’’いじめ’’を受けていた。
授業の終わりだったか始まりだったか、先生が同級生たちに注意するほどのいじめ。
そんな私と幼馴染の噂は同級生たちの玩具になり、そんな日々が1年以上続いた。
「神様、どうか私を死なせて…殺して」
学校から帰った後、一人の部屋で何度そう呟き願いながら涙したことか。
その時点で不登校にならなかったのは、恐らく中学に上がれば何かが変わると…どこかで期待していたからである。
まあ実際はど田舎の1クラスしかない学年の小学校、中学に上がれど変わることなんてそんなに有る訳もなく…というのを小学生の私は理解していなかったのである。
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次は中学生時代のエピソードを執筆予定です。




