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水の精霊 ~もっと光り輝いて~  作者: あるて
第1章 光が消えることはない

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第0曲 氷から水の精霊へ

「みんな! 今日は来てくれてどうもありがとう!」


 全てのプログラムが終了し、アンコールにも二回応えた。

 三日間にわたって行われたけれど、毎日満員御礼で会場の熱気も常に最高潮。間違いなく成功と言っていい内容だった。

 初めてのコンサートはこれで正真正銘終了だ。


 五代さんと決めたのは、このままツアーに入り、日本縦断コンサートを決行すること。

 全国にいるわたしを支え続けてくれたリスナーさん、いや、これからはファンと呼んだほうがいいのかもしれない人たちに、わたしの元気な姿を直接見てもらいたいから。


「今まではネット越しでしか会えることがなかったけど、こうやってみんなと直接会って、一緒に空気を共感出来て本当に楽しかったよ! だけどこれで最後じゃないから! この声が出る限り、わたしは唄い続けるし、またみんなの前で唄いたい! だから! わたしをいつまでも支えてください!」


 会場の隅々にまで響き渡るわたしの声を、かき消すくらいの勢いで帰ってくる歓声。みんなも次を待ってくれているという手ごたえを感じる。


「今度はもっと広い会場、ドームで会おう!」


 今回は1万人規模だけど、ドームともなれば5万人だ。人数が五倍になれば熱気は五倍どころかもっと加熱するだろう。


 ステージを去るわたしを追いかける観衆の声はいつまでも大地を揺るがすかのごとく響き続け、わたしは一人楽屋で涙を流した。

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